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イースト新書

「忖度」の構造

空気を読みすぎる部下、責任を取らない上司

著:榎本博明

紙版

内容紹介

あなたの心を支配する暗黙のルール
「癒着」か、「思いやり」か。

ベストセラー『「上から目線」の構造』著者が、「日本的」組織の功罪を徹底分析!

なぜ、「責任の所在」ははっきりしないのか? 「言った、言わない」トラブルから身を守る方法

■感情でものごとが動く社会を生きるには
行政による許認可事業での総理大臣への「忖度」の有無が国会で議論されるなど、どこに原因があるのか究明の難しい社会問題が続発している。そこに共通するのは、「上」の人間の顔色をうかがう「下」の人間が、「上」の人間が指示していないことまで実行してしまうという構造的問題である。それを逆用する「上」の人間までいるからややこしい。ビジネスの世界でも、だれの指示なのかわからない仕事や、よかれと思ってしたことで責められる場面がよくあるのではないか。ベストセラーを輩出する社会心理学の第一人者が、「日本型社会」に蔓延する病理を分析する。

【目次】
第一章 世の中を動かす「忖度」の正体
第二章 「忖度」と日本人
第三章 「忖度」に気づかない上司、「忖度」しないと怒る上司
第四章 「忖度」できないくて困った部下、「忖度」しすぎて迷惑な部下
第五章 「忖度」を利用する人々
第六章 「忖度」社会を生きるための処方箋

ISBN:9784781650944
出版社:イースト・プレス
判型:新書
ページ数:208ページ
定価:861円(本体)
発行年月日:2017年12月
発売日:2017年12月12日