講談社文庫
鬼面の研究
新装版
著:栗本 薫
紙版
内容紹介
閉鎖的な集落、ダイイングメッセージ、首のない死体、読者への挑戦状――探偵小説のエッセンスを詰め込んだ金字塔、待望の新装版化!九州の秘境にある集落を大手テレビ局のドキュメンタリー番組で取材することになった森カオル。伊集院大介は同行を申し出る。伝説と因習に生きる住民と、テレビスタッフが対立するうち次々と犠牲者が。不可解な連続殺人の謎に伊集院大介が挑む。〈解説 福井健太〉
閉鎖的な集落、ダイイングメッセージ、首のない死体、読者への挑戦状――
探偵小説のエッセンスを詰め込んだ金字塔、待望の新装版化!
九州の秘境にある集落を、大手テレビ局のドキュメンタリー番組で取材することになった森カオル。なぜか伊集院大介は同行を申し出る。鬼の子孫を自称し伝説と因習に生きる住民と、やらせ体質の強いテレビスタッフが対立するうち次々と犠牲者が。不可解な連続殺人の謎に伊集院大介が挑む、探偵小説の傑作。
〈解説 福井健太〉
目次
プロローグ
第一課 十三人の乗客の研究
第二課 謎の村人の研究
第三課 嵐の山荘の研究
第四課 ダイイング・メッセージの研究
第五課 見立て殺人の研究
第六課 予告殺人の研究
第七課 首のない死体の研究
第八課 読者への挑戦の研究
研究発表 大団円
エピローグ