憲法の裏側
明日の日本は……
著:井上 達夫
著:香山 リカ
紙版
内容紹介
憲法をまっとうに考えるための場所を開こう。自由と平和と民主主義のための、戦後的価値の実現に近づくための「改憲」はありうるのか。憲法論議に多角的に光を投げる。
香山 憲法九条もその一つですが、理屈を超えた津波のような現象の中で、戦争への傾斜に歯止めをかけようとした、戦後的なるものの象徴が失われつつある。
井上 井上 戦後的自明性を崩壊させるものに対して対抗しようと思ったら、対抗的価値として自分たちの改正案を打ち立てなければ、自明性を掘り崩す側にやられっぱなしになります。
目次
プロローグ 戦後的価値はどこへいった? 香山リカ
第1章 戦後的自明性の崩壊
第2章 普遍的な規範とは──正義論講義
第3章 ヘイトスピーチと言論の自由
第4章 ガラス細工の心と社会
第5章 なんのための改憲か
エピローグ 戦略的凍結は腐敗への道 井上達夫
ISBN:9784906791767
。出版社:ぷねうま舎
。判型:4-6
。ページ数:216ページ
。価格:1800円(本体)
。発行年月日:2017年12月
。発売日:2017年12月27日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LND。