新しい韓国の文学シリーズ 17
殺人者の記憶法
著:キム・ヨンハ
訳:吉川 凪
紙版
内容紹介
田舎の獣医キム・ビョンスの裏の顔は、冷徹な殺人犯だった。現在は引退して古典や経典に親しみ詩を書きながら平穏な日々を送る彼には認知症の兆候が現れ始めている。そんな時、偶然出会った男が連続殺人犯だと直感し、次の狙いが愛娘のウニだと確信したビョンスは、混濁していく記憶力と格闘しながら人生最後の殺人を企てる―-。
虚と実のあわいをさまよう記憶に翻弄される人間を見事に描き、結末に向かって読み進める読者の記憶までをも翻弄する韓国長編ミステリー小説の傑作。
【映画化情報】
ソル・ギョング、キム・ナムギル、ソリョン(AOA)出演、映画『殺人者の記憶法』
2018年1月27日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開決定!
目次
殺人者の記憶法
訳注
作家の言葉「これは私の小説だ」
訳者あとがき
ISBN:9784904855645
。出版社:クオン
。判型:4-6変
。ページ数:168ページ
。価格:2200円(本体)
。発行年月日:2017年10月
。発売日:2017年10月30日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB。