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メディアワークス文庫

おとなりの晴明さん

陰陽師は左京区にいる

著:仲町 六絵

紙版

内容紹介

 一家で京都に引っ越してきた女子高生・桃花。隣に住んでいたのは、琥珀の髪と瞳をもつ青年・晴明さんだった。
 不思議な術で桃花の猫を助けてくれた晴明さんの正体は歴史に名を残す陰陽師・安倍晴明その人。晴明さんと桃花の前に現れるのは、優しい鬼や京都の街を守る平安京サル会議、美の御利益をもたらす女神様。晴明さんは、いつも憂鬱そうな顔で、けれど軽やかに不思議な世界の住人たちの願いを叶えていく。
 そして現世での案内係に任命された桃花も、晴明さんの術で思わぬ姿に変身して――。
 悠久の古都・京都で紡ぐ、優しいあやかしファンタジー。

著者略歴

著:仲町 六絵
第17回電撃小説大2010年に『典医の女房』で、短編ながら第17回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉を受賞。受賞作を大幅加筆した『霧こそ闇の』でデビュー。既刊は『からくさ図書館来客簿』シリーズ他。

ISBN:9784048934640
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:242ページ
定価:630円(本体)
発行年月日:2017年10月
発売日:2017年10月23日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ