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マンガでやさしくわかる5S

著:高原 昭男
シナリオ製作:星井 博文
作画:松枝 尚嗣

紙版

内容紹介

日本の生産現場で生まれた5S は「すべての基本」として、あらゆる現場で導入されています。整理、整頓…と、順を追ってやるべきことが決まっているので、比較的現場の理解が得られやすく、成果が目で見てわかる点が受け入れられる理由なのでしょう。
また、活動を続けていくうちに、自然と人材が育っていくという無形の効果も見逃せません。こうした5S ですが、進めていく上でいくつかのハードルがあります。それはたとえば、導入当初の現場からの抵抗、定着化の難しさなどだと言われています。
本書では、誰もが知っているようで、実際は本質を理解されていない5S について、活動を進めていく中で誰もが味わう問題点と解決策、また上手に進めるコツなどについて解説します。ドーナツ工場を舞台に、具体的な問題と解決策が示されているので、実際に体験したように5Sを学ぶことができます。

目次

プロローグ
1 5Sとはなんだろう
 1-1 5Sの意義
 1-2 5Sの進め方
STORY 2
2 整理の実施
 2-1 整理の意味
 2-2 整理の方法
3 整頓の実施
 3-1 整頓の意味
 3-2 整頓3要素の展開
 3-3 対象ごとの整頓の実施方法
STORY 3
4 清掃の実施
 4-1 清掃の意味
 4-2 清掃の実施方法
 4-3 清掃方法の改善
5 清潔の実施
 5-1 清潔の意味
 5-2 見える化で3Sの維持
STORY 4
6 しつけの実施
 6-1 しつけとは
 6-2 自己管理の習慣づけ
7 5Sの定着化
 7-1 5Sを徹底し、定着化させるコツ
 7-2 5S定着化の施策
8 5Sを通じた人づくり
 8-1 当たり前のことを当たり前に実行できる人づくり
 8-2 「ムリだ発想」から「できる発想」に変わる人づくり
エピローグ

著者略歴

著:高原 昭男
ベーシック・マネジメント研究所 代表
キヤノンを退社後、コンサルティングファーム、産業能率大学講師を経て、BMLを設立。企業の人材育成、5S指導の実績多数。近年では医療機関の5S指導でも活動中。
≪著作≫『医療現場の5S活用ブック』(日本能率協会マネジメントセンター)、『5Sべからず集』『徹底5S実践マネジメント』(JIPMソリューション)
『工場管理2006年8月臨時増刊 技能伝承の上手な進め方Q&A』(日刊工業)、『製造社員のための自習型教育ツール集』『製造現場の技能OJTツール集』『目で見て習慣づける工場必携5Sツール集』(株式会社アーバンプロデュース)、『製造業派遣(請負)型アウトソーシング成功の秘訣』(新技術開発センター)、『事故防止職場環境論』(日本医師会総合政策研究機構)、『ビデオ・変化に対応5Sに再挑戦』(PHP研究所)ほか

ISBN:9784820719755
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2017年09月
発売日:2017年09月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:KC