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講談社ノベルス

巨大幽霊マンモス事件

著:二階堂 黎人

紙版

内容紹介

ロシア革命から数年経ったシベリア奥地。逃亡貴族たちが身を隠す<死の谷>と呼ばれた辺境へ秘密裏に物資を運ぶ<商隊>と呼ばれる一団がいた。その命知らずな彼らさえも、恐怖に陥る事件が発生! 未知なる殺人鬼の執拗な追跡、連続する密室殺人、<死の谷>に甦った巨大マンモス……。常識を超えた不可解な未解決事件を名探偵・二階堂蘭子が鮮やかに解き明かす! 評論「二階堂蘭子シリーズの四半世紀」(飯城勇三)を特別収録!


「四半世紀も続くシリーズの最新作で新たな傑作を生み出した」
--飯城勇三(翻訳者・評論家/巻末評論より)

ロシア革命から数年経ったシベリア奥地。
逃亡貴族たちが身を隠す<死の谷>と呼ばれた辺境へ
秘密裏に物資を運ぶ<商隊>と呼ばれる一団がいた。
その命知らずな彼らさえも、恐怖に陥る事件が発生!
未知なる殺人鬼の執拗な追跡、連続する密室殺人、
<死の谷>に甦った巨大マンモス……。

常識を超えた不可解な未解決事件を
名探偵・二階堂蘭子が鮮やかに解き明かす!

二階堂黎人作家生活25周年記念特別企画
評論「二階堂蘭子シリーズの四半世紀」(飯城勇三)を収録!

目次

前段
  譫言 アレクサンドル・アヴィロフ
  伝聞 ツァギール・ペントロヴィッチ
  〈夢見〉たち
現代
  〈殺人芸術会〉
記録
  回想1 ルカ・フロローフ
  回想2 ルカ・フロローフ
  回想3 セルゲイ・エフルーシ
  事件1 ルカ・フロローフ
  事件2 セルゲイ・エフルーシ
  事件3 ルカ・フロローフ
  事件4 ルカ・フロローフ
  事件5 ルカ・フロローフ
  〈死の谷〉1 セルゲイ・エフルーシ
  〈死の谷〉2 セルゲイ・エフルーシ
  〈死の谷〉3 ルカ・フロローフ
  〈死の谷〉4 セルゲイ・エフルーシ
  〈死の谷〉5 セルゲイ・エフルーシ
解決
  蘭子の推理1
  蘭子の推理2
  蘭子の推理3
後段
  結末1 セルゲイ・エフルーシ
  結末2 シュペア少尉
  好事家へノート
 <二階堂黎人作家生活二十五周年記念企画> 
  評論「二階堂蘭子シリーズの四半世紀」 飯城勇三

著者略歴

著:二階堂 黎人
1959年7月19日、東京都に生まれる。中央大学理工学部卒業。在学中は「手塚治虫ファンクラブ」会長を務める。
1990年に第1回鮎川哲也賞で『吸血の家』(講談社文庫所収)が佳作入選。1992年に『地獄の奇術師』でデビューし、推理小説界の注目を大いに集める。全4部からなる長大な本格推理小説『人狼城の恐怖』は1999年版の本格ミステリベスト10の第1位を獲得した。
近著に『アイアン・レディ』(原書房)、『亡霊館の殺人』、『僕らが愛した手塚治虫 《復活編》』(南雲堂)がある。また「10歳までに読みたい名作ミステリー 怪盗アルセーヌ・ルパン」シリーズの編著も務める。

ISBN:9784062991032
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:336ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2017年09月
発売日:2017年09月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ