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「昭和」の子役

もうひとつの日本映画史

編著:樋口 尚文

紙版

内容紹介

60~70年代に映画やテレビで活躍した伝説の「子役」たちから見る昭和エンタテインメントの世界。初インタビューや資料を満載、初めて明かされる秘話や事実を掘り起こした、もうひとつの日本映画史。

目次

はじめに――子役たちは「昭和」そのものの顕れであった

第一部:インタビュー――伝説の子役とその時代

●池田秀一  天才子役からアニメのカリスマヒーローに

●春田和秀   『砂の器』で背負った壮絶なる子役の宿命

●高野浩幸  変身ヒーローから寺山修司までを越境する

●斉藤浩子  子ども番組をかけめぐる理想の「お嬢さん」

●水野 哲  石井ふく子から鈴木清順までを横断する 

●高柳良一  薬師丸ひろ子、原田知世の「彼氏」役の光芒

第二部:子役列伝――「昭和の子役」クロニクル

著者略歴

編著:樋口 尚文
映画評論家、映画監督。著作に『実相寺昭雄 才気の伽藍――鬼才映画監督の生涯と作品』(アルファベータブックス)、『万華鏡の女――女優ひし美ゆり子』(ひし美ゆり子共著・筑摩書房)、『黒澤明の映画術』(筑摩書房)、『「砂の器」と「日本沈没」――70年代日本の超大作映画』(筑摩書房)、『ロマンポルノと実録やくざ映画――禁じられた70年代日本映画』(平凡社新書)などがある。

ISBN:9784336061980
出版社:国書刊行会
判型:4-6
ページ数:381ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2017年08月
発売日:2017年08月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATF