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ごちそうの木 タンザニアのむかしばなし

著:ジョン・キラカ
訳:さくま ゆみこ

紙版

内容紹介

日照りで食べ物がなくなってしまった土地に、たわわに実のなる大木がありました・・・
★TINGATINGA ARTに挑戦してみよう! 【ぬりえ用のイラストをダウンロードできます】
フィパの人たちから聞いたタンザニアの昔話を、
ティンガティンガ・アートを学び、
ユニークで独自の画風を確立した絵本作家キラカが描きだします。
アフリカの民話の宝庫、タンザニア。
この地で生まれ育った絵本作家ジョン・キラカが、
タンザニア南西部に暮らすフィパの人たちの語りを記録し、この絵本をつくりました。
キラカの絵本は、スイス、ドイツ、スウェーデン、アメリカなど多くの国で翻訳出版されており、
また、キラカ自身も各地でストーリーテラーとしても活躍中。
ティンガティンガ・アートを学び、ユニークな独自の画風を確立したキラカの絵と、
素朴な昔話のおもしろさを味わえます。
(小学3年生までの漢字使用/すべての漢字にルビ)

著者略歴

著:ジョン・キラカ
作者 ジョン・キラカ (John Kilaka)
1966年タンザニア生まれ。幼いころから地面に絵を描くのがすきで、1990年に、ヴィレッジ・ミュージアムでティンガティンガ派の画家チャウガンガから絵を学び、独自の画風を確立する。タンザニアの村々をまわって昔話を集め、タンザニア、ドイツ、スイスなどでストーリーテリングを行う。初めての絵本は『チンパンジーとさかなどろぼう』(岩波書店)で、2作目の『いちばんのなかよし』(アートン)は2005年ボローニャ国際児童図書展ニューホライズン部門でラガッツィ賞を受賞、大きな反響をよんだ。本書が最新作となる。
訳:さくま ゆみこ
訳者 さくま ゆみこ
編集者、青山学院女子短期大学子ども学科教授などを経て、現在はフリーの翻訳家。著書に『エンザロ村のかまど』(福音館書店)、『どうしてアフリカ? どうして図書館?』(あかね書房)など。共著に『明日の平和をさがす本』(岩崎書店)など。訳書は『いちばんのなかよし』(アートン)、「ホーキング博士のスペース・アドベンチャー」シリーズ(岩崎書店)など多数。アフリカ子どもの本プロジェクトの代表として、アフリカの子どもに本を届ける活動や、アフリカの文化や子どものことを日本の子どもに伝える活動もしている。

ISBN:9784890139835
出版社:西村書店
判型:231x282mm
ページ数:30ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2017年07月
発売日:2017年07月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA