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講談社+α新書

山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた

ふりがな付

著:山中 伸弥
聞き手:緑 慎也

紙版

内容紹介

大反響!芦田愛菜さんが「1番魂が震えた本」と紹介!すべての漢字にふりがながふってあって読みやすい、ノーベル賞受賞後唯一の自伝!山中先生が初めて語った、「iPS細胞ができるまで」と「iPS細胞にできること」。「ジャマナカ」と蔑まれた研修医時代、臨床医から研究者への転向、留学後にかかった「アメリカ後うつ病」、発見を認めてもらえないもどかしさ、熾烈な「ヒトiPS細胞」開発競争、そして再生医療の未来!


大反響! 芦田愛菜さんが「1番魂が震えた本」と紹介!
すべての漢字にルビがふってあって読みやすい
ノーベル賞受賞後初にして唯一の自伝!

山中先生が初めて語った、「iPS細胞ができるまで」と「iPS細胞にできること」。
「ジャマナカ」と蔑まれた研修医時代、臨床医から研究者への転向、留学後にかかった「アメリカ後うつ病」、発見を認めてもらえないもどかしさ、熾烈な「ヒトiPS細胞」開発競争――そして、山中先生が見つめる再生医療の未来とは?

目次

はじめに
第1部 「iPS細胞ができるまで」と「iPS細胞にできること」
走り方が変わった
医師を志す
勝敗より大切なこと
神戸大学医学部へ
ジャマナカ
名医でも治せない患者さん
はじめての実験
「先生、大変なことが起こりました」
研究の虜へ
手当たり次第に応募
サンフランシスコへ
VWとプレゼン力・・・ほか
第2部 インタビュー
飛ぶためにかがむ
トップジャーナルのハードル
紙一重でできたiPS細胞
初期化の有無を調べる
「しおり」と「黒いシール」
iPS細胞とES細胞はソックリすぎる・・・ほか

著者略歴

著:山中 伸弥
やまなか・しんや
1962年大阪市生まれ。神戸大学医学部卒業、大阪市立大学大学院医学研究科修了(博士)。米国グラッドストーン研究所博士研究員を経て、96年大阪市立大学医学部助手、99年奈良先端科学技術大学院大学遺伝子教育研究センター助教授、2003年同教授、04年京都大学再生医科学研究所教授、08年京都大学物質―細胞統合システム拠点iPS細胞研究センター長、2010年4月から京都大学iPS細胞研究所所長。
 胚性幹細胞(ES細胞)と異なり、受精卵を用いずにさまざまな組織に分化する可能性を持つ人工多能性幹(iPS)細胞をマウスの皮膚細胞から作り出すことに成功。新たな研究領域の開拓者となる。同じ方法で07年ヒトの皮膚細胞からiPS細胞を作り出すことにも成功した。コッホ賞(08年)、ラスカー賞(09年)、京都賞(10年)、ウルフ賞(11年)など受賞多数。2012年、ノーベル生理学・医学賞を受賞。
聞き手:緑 慎也
みどり・しんや(聞き手)
1976年大阪市生まれ。出版社勤務、月刊誌記者を経てフリーに。科学技術を中心に取材・執筆活動を続けている。単行本構成に『戸塚教授の「科学入門」』(戸塚洋二・講談社)、『がん 生と死の謎に挑む』(立花隆、NHKスペシャル取材班・文藝春秋)。聞き書きに『のたうつ者』(挾土秀平・毎日新聞社)など。

ISBN:9784062207676
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:192ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2017年07月
発売日:2017年07月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD