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小学館文庫

落日の死影

著:船戸 与一
作:さいとう たかを

紙版

内容紹介

ゴルゴ13を直木賞作家・船戸与一が描く!

直木賞作家・船戸与一が、劇画最高峰「ゴルゴ13」を描いた、最強のエンターテインメント!
作家デビュー前、外浦吾郎の筆名で脚本にたずさわった「ゴルゴ13」作品の中から、選りすぐりの3話をみずから小説化。その第1話をお送りする。

冷戦時代、米ソは極秘に生物化学兵器を共同開発していた。「死霊の泉」と呼ばれたその物質は、きわめて高い殺傷能力を持ち、解毒方法もない。
両国の元工作員は、この事実の隠蔽を画策。大量に貯蔵されているこの猛毒を証拠もろとも消し去るため、最高のプロフェッショナルを送り込む。
依頼を受けたゴルゴ13は、パラオ共和国の無人島、コロール島に姿を見せる。だがそこには、ゴルゴとほぼ同じ足取りで秘密工場への侵入をもくろむ、もう一人のプロがいた。
日本兵の魂が眠る孤島でプロ中のプロが対峙したとき、予期せぬドラマが生まれる――。

稀代の名勝負と賞されたクライマックス、ぜひご一読ください!
また、船戸与一氏と同じく「日本冒険小説協会大賞」を複数回受賞した作家・志水辰夫氏による解説も、必読です!!

ISBN:9784094061550
出版社:小学館
判型:文庫
ページ数:224ページ
定価:510円(本体)
発行年月日:2017年05月
発売日:2017年05月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ