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フォーカス! 最後の心房細動診療

Ageing × Atrial Fibrillation

著:山下 武志

紙版

内容紹介

診療に求められる医師のさじ加減とは? 高齢者の心房細動治療を主軸に,困難やリスクが複雑に絡み合った患者に対する治療をどのように選択・評価していくか,臨床試験データに著者自身の経験則も加えて実践的な方針を示しつつ,今後ますます重要性が増す高齢者・超高齢者医療のとらえ方について考え,読者に問いかける.

目次

■ Introduction
高齢化が心房細動にやってきた
超高齢者では「エンドポイントの競合」が生じる

■ Life
高齢心房細動患者に将来生じること
Lifeを考えるうえで重要な,死因に関する知識
高齢・超高齢者の死亡を考えるための原則
「外を見る」とは何か?
「外を見る」ことと生命予後
「内を診る」とは何か?
Lifeを予想することの意義

■ Brain
脳卒中予防の方針を決める前に行うルーチン
高齢・超高齢者に対する抗凝固療法の出血と梗塞のバランス
大出血はそれのみにとどまらない
高齢・超高齢者に対するワルファリンの基本原則
高齢・超高齢者に対するDOACの基本原則
UnderdoseとUnder-concentrationは異なる

■ Livelihood
「生活に困る」ってどういうこと?
心拍数調節は何のため? 目標は? 何を使う?
洞調律維持は何のため? 目標は? 何を使う?

日本語索引
外国語索引

ISBN:9784525246013
出版社:南山堂
判型:A5
ページ数:126ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2017年03月
発売日:2017年03月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ