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小学館文庫

哭きの竜 外伝 4

著:能條 純一

紙版

内容紹介

信じるなら己を・・・信じなよ

“哭きの竜”と呼ばれた伝説の麻雀打ち。
その“強運”を極道たちが奪い合い、10年前に殺された男。
そんな竜が修羅の世界へと戻ってきた。

日本を真っ二つに分ける東の桜道会と西の関西共武会。
この巨大組織を、それぞれ率いるは若き二人。
三代目桜道会会長・音無光一と関西共武会二代目会長・堤薫。

東京進出を狙う関西共武会が動き出した。代打ちの沖田を引き連れ
上京してきた堤薫。対する桜道会の音無光一は、鉄砲玉・辻村隆に
堤殺害の命令を出す。堤殺害の前に竜との対戦を望む辻村。
一方、沖田も竜に勝つことに執念を燃やす。そして、堤に近づいた
般若の入れ墨を施した女の狙いもまた、竜との勝負・・・・・・それぞれに
思惑を秘めた者たちの、命をかけた勝負が、ここに!!




【編集担当からのおすすめ情報】
極道と麻雀打ち。
竜の周りを蠢く人間たちの煌めきと
その業の深さが際立っているがゆえに、
竜の言葉が、ものの見事に刺さります。
お楽しみください。

ISBN:9784091961044
出版社:小学館
判型:文庫
ページ数:432ページ
定価:990円(本体)
発行年月日:2017年04月
発売日:2017年04月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA