出版社を探す

値決めの心理作戦 儲かる一言 損する一言

著:田中 靖浩

紙版

内容紹介

「30%オフ」 vs 「1個買えば1個タダ」
「サラダおかわり自由」 vs 「大盛り無料」
「10%引き」 vs 「100円均一」
お客に「刺さる」のはどっち? そしてより「儲かる」のはどちら??

「デフレ脱却」のかけ声もどこへやら、世間は再び安売り競争に舞い戻ってきた感があります。
しかし、安易な安売りやお客の関心を引かない過剰サービスは、
確実に会社と現場の活力と時間、そしてお金を削り取ります。

そんないまの時代に欠かせないのが、
限界利益や損益分岐点といった「儲けについての数字の知識」と
アンカリングや損失回避といった「心理学」の組み合わせなのです。

本書は、たった一言でお客の心理を変え、儲けるための方法を伝授します。
ゴールは売り上げ拡大ではなく、あくまで「利益」。
クールな論理と意表をついた「ビジネス奇襲」で、稼ぐための知識が身につきます!

登場するのはすべて実例。
リアル店舗でもネットショップでも、
わずか数秒のメッセージで買う・買わないの意思決定がなされるいまこそ、
見逃せないヒントが満載です!

目次

第1章 「ほっ!」悩みや困りごとをやわらげる一言

第2章 「へえ!」キャッチーな表現で注目を集める一言

第3章 「なに?」ガツガツ売り込まず、お客を振り向かせる一言

第4章 「これ!」おすすめを気持ちよく選んでもらう一言

第5章 「ワオ!」弱みやピンチを逆手に取る一言

第6章 「じーん!」安さに頼らず、感動を届ける一言

第7章 「ねえ!」お客さんが誰かに話したくなる一言

第8章 「え?」常識に頼らず、臨機応変にお客に対応する一言

第9章 「おおっ!」お客さんを驚かせる一言

著者略歴

著:田中 靖浩
田中公認会計士事務所所長
1963年三重県四日市市出身。早稲田大学商学部卒業後、外資系コンサルティング会社を経て現職。「笑いの取れる会計士」としてセミナー講師や執筆を行う一方、落語家・講談師とのコラボイベントも手がける。近年はスモールビジネスや中小企業の経営サポートに全力投球中。著書に『良い値決め 悪い値決め』『米軍式 人を動かすマネジメント』『実学入門 経営がみえる会計』ほか多数。

ISBN:9784532321345
出版社:日本経済新聞出版社
判型:4-6
ページ数:208ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2017年03月
発売日:2017年03月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJS