出版社を探す

日経プレミアシリーズ

トランプ政権で日本経済はこうなる

著:熊谷 亮丸
著:大和総研

紙版

内容紹介

〇トランプ勝利を受け、日本経済への影響を探る緊急出版! 大和総研の7人のエコノミスト(東京とNY)が分担執筆、熊谷亮丸チーフエコノミストが第1章を執筆し、全体の編者となる。

〇トランプ当選で東京の株式市場は大きく下げたものの、翌日以降、ニューヨーク市場は予想外の株高、ドル高となった。穏当だったトランプ演説や議会選挙での共和党勝利への期待が現れた格好だが、中長期で見れば、反貿易・保護主義の影響、米国の孤立主義による地政学リスクの高まり、財政乱発によるインフレ、スタグフレーション、ドル安リスクが懸念されている。

〇本書はトランプの公約や発言をもとに経済・通商政策を掘り下げ、日本経済に及ぼす影響を、マクロ経済、各産業、金融マーケットなど多角的に分析、予測を試みる。

目次

第1章 トランプ政権は悪夢か、追い風か?
第2章 トランプの経済・通商政策とは?
第3章 金融マーケットはどう動く?
第4章 日本経済への影響度を検証する
第5章 トランプ政権によるバラ色の未来!?
第6章 保護主義という逆風
第7章 大統領選挙の明暗を分けた金融規制のゆくえ
第8章 様変わりするエネルギー・環境政策
第9章 日本はどう対処すべきか?

著者略歴

著:熊谷 亮丸
大和総研執行役員チーフエコノミスト。1966年生まれ。93年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。16年ハーバード・ビジネス・スクールAMP(上級マネジメントプログラム)修了。日本興業銀行調査部などを経て、07年大和総研入社。「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系列)レギュラーコメンテーター。著書に『消費税が日本を救う』(日経プレミアシリーズ)などがある。
著:大和総研
1989年に設立された「国内有数の総合シンクタンク」。経済・社会に関する調査・研究、経営戦略や国際金融市場に関するコンサルティング、ITシステムの企画・開発といった幅広いサービスを提供。リサーチ部門では、長年継続してきた調査分析活動をもとに、高度な専門知識を活かし、幅広い情報発信および政策提言を行っている。国内外の経済分析をはじめ、政策分析、金融市場および金融ビジネスの動向、税制、環境・CSRなど、多岐にわたる分野の専門家が多数在籍。

ISBN:9784532263331
出版社:日本経済新聞出版社
判型:新書
ページ数:240ページ
定価:850円(本体)
発行年月日:2016年12月
発売日:2016年12月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCZ