カエルム 魔法の鍵と光の冒険
著:たなか しん
紙版
内容紹介
おばあちゃんと暮らす少年カエルム。寒い冬の特別なその日、病気のおばあちゃんのために薪を探しに出ると、目の前に大きな雪の結晶が落ちてきて、かがやく扉が現れた! 暖かな光に誘われて飛び込んだ先にあったのは、しゃべる動物たちが住む不思議な城壁の街。そこで出会った猫の番人バンネコに導かれ、カエルムは大切な使命を果たすため、ベルピエロとともに天空へと高く高く舞い上がった! 聖なる夜明けに起きた小さな奇跡。絵本作家たなかしんが初めて書き下ろす挿絵も豊富な長編ファンタジー。子どもも大人も心がほっこりする美しい童話。
目次
プロローグ カエルムとおばあちゃん ようこそ城壁の街へ 地底からの目覚め キッチンのかげで 恋する公園 サンタクロースのお手伝い カエルムの祈り サンタクロースの憂うつ 帰還と別れ エピローグ