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半島をゆく 1 信長と戦国興亡編

著:安部 龍太郎
著:藤田 達生

紙版

内容紹介

歴史の旅に発見あり!

「半島は陸のどんづまりだけども、海の玄関口でもある」――。明治に鉄道が開通するまで、わが国の物流を担っていたのは海運だった。物流の集積地である半島の港には、物があふれ、人々が集い、あらゆる情報が飛び交った。 だからこそ、歴史は半島で動いた。 信長が初めて鉄砲を使用した桶狭間6年前の合戦(知多半島)、鑑真やザビエルが上陸した世界に開けた港(薩摩半島)、戦国屈指の山城を擁した城下町(能登半島)、本能寺の変の司令塔が置かれた「鞆幕府」(沼隈半島)、頼朝、早雲、江川英龍と歴史を転換させた韮山の地(伊豆半島)、信長の天下統一戦線を水軍で支えた九鬼一族(志摩半島)など、
直木賞作家・安部龍太郎氏と歴史学者の藤田達生氏が半島を丹念に歩き、海と陸の接点から日本史を捉え直す意欲作。創刊27年の月刊誌『サライ』の大好評連載が待望の単行本化。

【編集担当からのおすすめ情報】
知多半島の古刹・延命寺所蔵の洛中洛外図屏風は、大坂の陣の際に豊臣方の御座船から奪われたという貴重な作品。この屏風はいつ描かれたのか?
歴史解説を担当する三重大学の藤田達生教授が、その謎に挑む。

ISBN:9784093434423
出版社:小学館
判型:4-6
ページ数:324ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2016年11月
発売日:2016年11月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DND
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ