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日経プレミアシリーズ

経理部は見ている。

著:楠木 新

紙版

内容紹介

『人事部は見ている。』で12万部超のベストセラーを放った著者が、知られざる経理部の秘密に迫ります。

「経理部から見た『課題社員』とは、どのような人物か」「経費請求は、実はこんなことまでチェックされている」「経費で食べ続けたパフェ代の不正請求、なぜバレた」「会費を徴収して経費で落とした上司のその後」「セクハラ、パワハラで糾弾された社員、過去の経費不正をチェックされ……」。

ふだんは「沈黙の臓器」である経理部ですが、経費の使い方、請求の仕方で、実は社員の人格、働きぶりまで多くの情報を握っています。それが社内での「悪評」の拡大につながったり、ときには社内での処遇に多大な影響を与えることも。

経理部員たちは、何を考え、どこまでどうチェックしているのか。一般社員たちはうかがいしれない、経理部の仕事の表と裏について、経理審査を担当した経験のある著者が、多くの取材をふまえ、誰もが心あたりのあるエピソードをふんだんに紹介しながら解説します。

お金の問題は、ほんの軽い気持ちから、思わぬ重大事態につながることもあります。会社員にとって、絶対に知っておくべきお金との付き合い方について、深く考えさせられる本の登場です。

目次



プロローグ その時、経理部員の手が止まった

第1章 経理部は、なぜ「うるさい」のか

第2章 2人分の定食を食べるな

第3章 あなたの出張経費も見られている

第4章 経理部員だけが知っている、会社とお金の深い関係

第5章 社員の行動は、レシートで把握する

第6章 社員の人柄、品性はお金で見える

第7章 ダークサイドに落ちるな

おわりに お金は見ている。

著者略歴

著:楠木 新
著述家
1979年、京都大学法学部卒業後、大手生命保険会社入社、人事・労務関係を中心に、経営企画、経営管理部門を歴任ののち、2015年退職。在職中より、関西大学商学部非常勤講師を務める一方、ビジネスパーソン200名にロング・インタビューを重ねる。朝日新聞beに「こころの定年」を1年余り連載。著書に『人事部は見ている。』『働かないオジサンの給料はなぜ高いのか』『左遷論』などがある。

ISBN:9784532263119
出版社:日本経済新聞出版社
判型:新書
ページ数:224ページ
定価:850円(本体)
発行年月日:2016年09月
発売日:2016年09月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ