講談社文芸文庫
星に願いを
著:庄野 潤三
紙版
内容紹介
ブルームーン(六月十五日)。妻は庭のブルームーンの咲いたのを三つ切って来て、書斎のサイドテーブルに活ける。――山の上の家で、たんたんとした穏やかな日常。子供も成長し、二人きりの老夫婦に、時はゆったりと流れてゆく。晩年の庄野作品の豊かさと温もりを味わえる上質の文学。
ブルームーン(六月十五日)。
妻は庭のブルームーンの咲いたのを三つ切って来て、書斎のサイドテーブルに活ける。――
山の上の家で、たんたんとした穏やかな日常。
子供も成長し、二人きりの老夫婦に、時はゆったりと流れてゆく。
晩年の庄野作品の豊かさと温もりを味わえる上質の文学。
目次
星に願いを
あとがき 単行本 庄野潤三