文庫クセジュ 1006
100語でたのしむオペラ
他著:フィリップ・ジョルダン
他訳:武藤 剛史
紙版
内容紹介
パリ国立オペラの音楽監督が語るその魅力
指揮者フィリップ・ジョルダンが自らの経験を踏まえ、オペラ作品が企画立案からどのような過程を経て上演にまで至るかを、多面的・総体的に語る。総譜の研究、歌手の選定、舞台背景、照明、衣装、小道具、演出、合唱、オーケストラ、練習の諸段階、総稽古、そして初日の緊張感、聴衆の反応などについて、臨場感たっぷりに語られ、オペラがまさしく総合芸術であるということがわかる。また著者が得意とする主な作品、モーツァルト『フィガロの結婚』、モンテヴェルディ『オルフェオ』、ヴェルディ『トラヴィアータ』、ワグナー『トリスタンとイゾルデ』、アルバン・ベルク『ヴォツェック』などについては、深い洞察に満ちた解釈を示している。経験豊かな現役のオペラ指揮者で、パリ国立オペラなどの音楽監督を務める著者だからこそ語ることのできるオペラの魅力をおたのしみください。
ISBN:9784560510063
。出版社:白水社
。判型:新書
。ページ数:170ページ
。定価:1200円(本体)
。発行年月日:2016年06月
。発売日:2016年06月22日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVLF。