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叢書・ウニベルシタス 668

身体の哲学と現象学

新装版

ビラン存在論についての試論

著:ミシェル・アンリ

訳:中 敬夫

内容紹介

意識の根本に〈身体〉を据えたメーヌ・ド・ビランとの対話を通して生の哲学を基礎づけ、主観性が身体と不可分のものであることを示してビラン哲学を蘇らせる。

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著者略歴

(Michel Henry)
1922年、旧仏領インドシナのハイフォンに生まれる。7歳のときフランスに帰国し、アンリ四世校に通う。1945年、哲学教授資格を取得し、リセで教鞭を執るかたわら国家博士論文を書く。1978年に退官するまで、ポール・ヴァレリー大学(モンペリエ第三大学)哲学教授。小説家としても知られ、ルノド賞受賞作を含む3冊をガリマール書店から出版している。戦時中、強制労働局へ懲発されたが、ドイツ行きを拒んで地下に潜行。この「地下潜行」体験はアンリ哲学に決定的な影響を及ぼし、独自の「生の哲学」形成の契機となる。主著に『現出の本質』(1963)、『身体の哲学と現象学』(本書、65)、『マルクス』(76)、『精神分析の系譜』(85)、『野蛮』(87)、『見えないものを見る』(88)、『実質的現象学』(90)、『共産主義から資本主義へ』(90)、『われは真理なり』(96)、『受肉』(2000)、『キリストの言葉』(2002)など。2002年7月3日死去。

1955年生まれ.京都大学大学院文学研究科博士課程学修退学.フランス政府給費留学生としてフランスへ留学.ボルドー第三大学博士課程を経てパリ第四(ソルボンヌ)大学博士課程修了(博士号取得).京都大学文学部(哲学)研修員を経て,現在,愛知県立芸術大学美術学部教授.著書に『メーヌ・ド・ビラン──受動性の経験の現象学』『自然の現象学──時間・空間の論理』『歴史と文化の根底へ──《自然の現象学》第二編』(以上,世界思想社)『行為と無為──《自然の現象学》第三編』『身体の生成──《自然の現象学》第四編』(以上,萌書房),訳書にシュミッツ『身体と感情の現象学』(共訳,産業図書),アンリ『精神分析の系譜──失われた始原』(共訳)『実質的現象学──時間・方法・他者』(共訳)『受肉──〈肉〉の哲学』(以上,小局刊),フランク『ハイデッガーとキリスト教──黙せる対決』(萌書房)など.

  • ISBN
    9784588140365
  • 出版社
    法政大学出版局
  • 判型
    4-6
  • ページ数
    406ページ
  • 価格
    4800円(本体)
  • 発行年月日
    2016年05月