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原子力安全・保安院政策史

著:橘川 武郎
著:武田 晴人

紙版

内容紹介

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原子力安全・保安院の発足から終焉までの政策を詳解!
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 2001年1月6日の発足から2012年9月19日の終焉まで、原子力安全・保安院はどのような施策を講じ、いかなる役割を果たしてきたのであろうか。本書では、その軌跡の全貌を描いております。

 執筆に当たっては、歴代の保安院長をはじめとして幹部職員に順次、施策についての説明を受け、また、公表されている様々な記録類を最大限に渉猟して利用し、第1部では、原子力安全規制政策を、第2部では、産業保安政策を取り上げ、11年余に渡る、原子力安全・保安院の政策についての歴史的記述を行っております。今後の原子力安全・産業保安政策を読み解く上での必読書です。

目次

第1部 原子力安全規制政策
 第1章 原子力安全・保安院の発足とその経緯
 第2章 原子力安全・保安院の基本理念と規制実施の基盤確立への取組
 第3章 東京電力・福島第一原子力発電所事故までの課題と組織
 第4章 規制基盤の整備に向けた取組
 第5章 原子力防災と核物質防護
 第6章 国際的取組
 第7章 広聴・広報の推進
 第8章 分野別の規制動向
 第9章 事故・トラブルへの対応
 第10章 東京電力・福島第一原子力発電所事故後の対応
 第11章 東京電力・福島第一原子力発電所事故までの原子力安全規制に関する反省
 第12章 東京電力・福島第一原子力発電所事故後の対応の問題点

第2部 産業保安政策
 第1章 産業保安に関わる行政組織とその所管事項
 第2章 電力の保安
 第3章 都市ガス及び熱供給の保安
 第4章 高圧ガス保安
 第5章 火薬類の保安対策
 第6章 液化石油ガス保安
 第7章 鉱山保安と鉱害防止

結語 原子力安全・保安院の終焉

ISBN:9784806529699
出版社:経済産業調査会
判型:A5
ページ数:600ページ
定価:9000円(本体)
発行年月日:2016年05月
発売日:2016年04月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:THK