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シリウスKC

浜村渚の計算ノート(7)

著:モトエ 恵介
原案:青柳 碧人
著:桐野 壱

紙版

内容紹介

「数学の地位向上のために国民全員を人質とする」
──学校教育から数学が消えた日本。ドクター・ピタゴラス率いるテロ組織「黒い三角定規」が、数学の復権を要求し日本政府に宣戦布告した。数学オンチの警察の面々は右往左往するばかり。そこに救世主として現れたのは、数学に関しては天才のひとりの女子中学生だった!

恋する女性たちが集うIT系ベンチャー企業の女社長が失踪。オフィスには「黒い三角定規」のカードが残されていたため武藤刑事が事情聴取に向かうと、失踪直前、女社長からオフィスのスタッフ全員に謎のメールが送られていた。親友のセチから恋の三角関係についての相談を受けていた渚は、そこからメールの内容が三角関数の暗号になっていることに気づく。サインコサインで事件も恋の悩みも解決しちゃう、数学ミステリ最新刊!

目次

7巻収録内容
Question9:「アイシテルの正弦」その1
Question9:「アイシテルの正弦」その2
Question9:「アイシテルの正弦」その3
Question10:「モンキィ・ホール・クイズショウ」その1

著者略歴

著:モトエ 恵介
モトエ恵介(もとえ・けいすけ)
漫画家。愛知県出身。
2007年、第8回シリウス新人賞佳作受賞。著書に『お嬢様は武道会で踊る』(講談社 シリウスKC)がある。
原案:青柳 碧人
青柳碧人(あおやぎ・あいと)
小説家。千葉県出身。
『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞しデビュー。著書は、浜村渚シリーズの他に『朧月市役所妖怪課』シリーズ(角川文庫)『ブタカン!』シリーズ(新潮文庫nex)『彩菊あやかし算法帖』(実業之日本社)ほか多数。また、オリジナル漫画原作に『放課後ミンコフスキー』(漫画:帯屋ミドリ ヤンマガKC)『利根川りりかの実験室』(漫画:長谷垣なるみ KCx)がある。
著:桐野 壱
桐野壱(きりの・はじめ)
イラストレーター。
『浜村渚の計算ノート』のカバーイラスト・挿絵を講談社birth版時代より担当。

ISBN:9784063765977
出版社:講談社
判型:B6
ページ数:200ページ
定価:600円(本体)
発行年月日:2016年01月
発売日:2016年01月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA