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講談社文庫

レジェンド歴史時代小説 義民が駆ける

著:藤沢 周平

紙版

内容紹介

江戸後期の天保年間、老中水野忠邦から突然命じられた理不尽な三方国替え。越後長岡への転封を強いられた藩主を守ろうと、荘内藩の百姓たちは越訴のため黙々と江戸をめざす。深山にわけ入り間道を伝って歩き続ける領民たちの相貌と、彼らを衝き動かした情動を精緻に描く、傑作歴史長編。〈解説・川村湊〉


江戸幕府から突然命じられた三方国替え。越後長岡への転封を強いられた藩主を守ろうと、荘内藩の百姓たちは越訴のため黙々と江戸をめざす。「雖為百姓不仕二君」を旗印に深山にわけ入り間道を伝って歩き続ける領民たちの相貌と彼らを衝き動かした情動を精緻に描く傑作歴史長編

目次

三方国替え
波紋
駕籠訴
領内騒然
江戸町奉行
逆転
嵐のあと
中公文庫版あとがき

著者略歴

著:藤沢 周平
1927年、山形県生まれ。73年「暗殺の年輪」で直木賞を受賞し人気作家に。86年「白き瓶」で吉川英治文学賞、90年「市塵」で芸術選奨文部大臣賞。97年、69歳で死去。

ISBN:9784062932219
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:464ページ
定価:880円(本体)
発行年月日:2015年10月
発売日:2015年10月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ