出版社を探す

新版 日本の伝統芸能はおもしろい

東儀秀樹と雅楽を観よう

監:東儀 秀樹
著:小野 幸恵

紙版

内容紹介

宮中音楽だった雅楽を世に広めた雅楽師の東儀秀樹さんが、自然と融合した雅楽を、その歴史から笙、篳篥、龍笛の3楽器の演奏方法、舞、教科書に出てくる「越天楽」まで解説。

著者略歴

監:東儀 秀樹
【東儀秀樹・監修】  1959年東京都生まれ。母方の東儀家は、奈良時代から続く雅楽を伝える家系。子ども時代は、商社勤務の父とともにタイ、メキシコで暮らす。ロック、クラッシック、ジャズ等あらゆるジャンルの音楽を吸収しながら成長した。高校卒業後、宮内庁式部職楽部で学び、楽師となる。宮中儀式や海外公演に参加、日本の伝統文化の紹介と国際親善の役割の一翼を担ってきた。1996年デビューアルバム「東儀秀樹」で脚光を浴び、宮内庁を退職し、現在はフリーの雅楽師。以後次々とアルバムをリリースし、独自の音楽世界を築く。2000年日本レコード大賞・企画賞2回、日本ゴールドディスク大賞5回、読売演劇大賞優秀スタッフ賞(蜷川幸雄演出「オイディプス王」舞台音楽)、芸術選奨文部科学大臣新人賞など受賞。テレビ番組の曲を多数手がけるほか、役者としても活躍中。著書に『すべてを否定しない生き方』(ロングセラーズ)『雅楽--僕の好奇心』(集英社新書)など。
著:小野 幸恵
【小野幸惠・著】  1954年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経てフリー編集者となり、伝統芸能を中心に舞台芸術に関する書籍やインタビュー記事の企画・構成・執筆に携わる。作品に松本幸四郎『ギャルソンになった王様』、市川染五郎『ハムレットはしなやかに舞う』(廣済堂出版)、『九代正蔵襲名』『土俵の学校』(近代映画社)、『弁慶のカーテンコール』(知恵の森文庫)ほか。柳家花緑と共著に『落語江戸ものがたり』『大人の落語ことはじめ』(近代映画社)。著書に「日本の伝統芸能はおもしろい」(全5巻)『はじめての大相撲』『染五郎と読む歌舞伎になった義経物語』『林家正蔵と読む落語の人びと、落語のくらし』(岩崎書店)、『狂言にアクセス』『落語にアクセス』(淡交社)、『幸四郎と観る歌舞伎』増補版(アルテスパブリッシング)、『焼け跡の白鳥の湖』(文藝春秋)ほか。

ISBN:9784265083756
出版社:岩崎書店
判型:A4変
ページ数:56ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2015年03月
発売日:2015年03月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YNC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ