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京極夏彦の妖怪えほん 5

ことりぞ

著:京極 夏彦
絵:山科 理絵
編:東 雅夫

紙版

内容紹介

「妖」の巻。日本の妖怪の原点を描く!
仏壇のある部屋、古いお堂、家と家との細いすきま…。あやしい気配がたちのぼる。

「なにかいますか?」「なにもいません」

京極夏彦と山科理絵がいざなう妖怪の原風景。

著者略歴

著:京極 夏彦
【京極夏彦・作】  1963年生まれ。北海道小樽市出身。桑沢デザイン研究所を経て、広告代理店等に勤務の後、制作プロダクションを設立。アートディレクターとして、現在でもデザイン・装丁を手掛ける。現在、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員。関東水木会会員。怪談之怪発起人。古典遊戯研究会紙舞会員。全日本妖怪推進委員会肝煎。1994年「姑獲鳥の夏」でデビュー。1996年「魍魎の匣」で第49回日本推理作家協会賞長編部門、1997年「嗤う伊右衛門」で第25回泉鏡花賞、2003年「覘き小平次」で第16回山本周五郎賞を受賞。2004年「後巷説百物語」で第130回直木賞受賞。
絵:山科 理絵
【山科理絵・絵】  1977年、千葉県生まれ。絵師。武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。百貨店、画廊、アートフェアなどでの個展や企画展を中心に作品を発表。骨や刺青などのイコンを現代的なセンスで駆使し、心象的で物語性を帯びた古風な表現が美術界で高く評価され、多くのコレクターを持つ。挿絵や装画に桐蔭学園幼稚部~中等部国語副読本『美しい日本語』(編著者・鵜川昇)『私は幽霊を見た 現代怪談実話傑作選』(編・東雅夫)などがある。絵本は本作がはじめて。
編:東 雅夫
【東 雅夫・編】  1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。1982年『幻想文学』を創刊し、2003年まで編集長を務める。現在は怪談専門誌『幽』編集長。著書『遠野物語と怪談の時代』で、第64回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞。編纂書に『文豪怪談傑作選』『てのひら怪談』『稲生モノノケ大全』などがある。「怪談えほん」シリーズの企画・監修をつとめる。

ISBN:9784265079759
出版社:岩崎書店
判型:A4変
ページ数:32ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2015年03月
発売日:2015年03月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA