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みんなが信じている健康法のウソ

著:浦島 充佳

紙版

内容紹介

・糖質制限ダイエットはリバウンドしやすい。
・健康診断を受けても寿命は延びない。
・体に悪いサプリメントもある。
これらは全てエビデンス(臨床医学データ)に基づいた真実です。

正しい知識があれば、病気になるのを防げます。
医者が研究したデータに基づいた、正しい健康法のうち、
日常、簡単にできることだけをリストアップ。

PM2.5やアレルギー対策、グローバルヘルスなど、
気になる最新情報も満載。

眉ツバ健康法にはもうウンザリ、という方にこそオススメです!

目次

・私がことさらエビデンス、すなわち〝事実〟を重視するわけ。

1章 「死なない」
・〝ちょいデブ〟のほうが確かに長生き。
・体に悪いサプリメントもある。
・塩分を控えすぎると死亡率が80%上昇。
・下戸のほうが短命。
・PM2.5が45μg/m3 になると、寿命が6年縮む。
・ナッツ1つかみで、死亡リスクが減る。
・1日2杯以上コーヒーを飲むと、死亡率が1割減る。
・日光浴は病気を防ぐ。
・40代でも禁煙すれば、6年も寿命が延びる。
・えごま油の効き目は、オリーブ油と同じ。

2章 「太らない」
・糖質制限は〝半年まで〟が効果的。
・若作りしたかったら、運動しないと無理。
・激しい運動を1回より、長く続ける方が痩せる。
・マーガリンを食べると、ウエストが太くなる。

3章 「病気にならない」
・風邪を引いたら、24時間以内に亜鉛。
・〝ビタミンCは風邪に効く〟は都市伝説。
・ビタミンDはインフルエンザも予防できる。
・インフルエンザワクチンは、自分のためだけではなく、
・弱い人を守るために接種する。
・肉に罪はない。避けるべきは加工肉。
・運動で血圧は下がる。
・食事だけではコレステロールは下がらない。
・骨のために、カルシウム1200mgとビタミンD IUを。
・膝痛にはダイエットは欠かせない。
・腰を反らせば、腰痛は再発しない。
・地中海料理は心筋梗塞、脳卒中を3割も減らす。
・小児ぜん息には水泳、腹式呼吸も効く。

4章 「落ち込まない」
・気分が沈んだら日の光を浴びよう!
・社会との関わりが少ないと死にやすい。
・筋トレはうつに効く。
・音楽は人の心をやわらげる。

5章 「ボケない」
・肉の脂身はボケやすい。
・太りやすい食事はボケやすい。
・週3回15分のスクワットで、ボケる確立が半分に。
・運動すると、高齢者の4人に1人が寝たきりを防げる。
・寝たきりを防ぐなら、一に日光浴、二に手すり、三に運動。

6章 「検診しない」
・検診を受けても、寿命は延びない。
・生活習慣を変えるコツ?わかっていてもできない人のために?

・生活習慣を変えるコツ
 ~わかっていてもできない人のために~

著者略歴

著:浦島 充佳
浦島充佳 うらしま・みつよし
1962年生まれ。東京慈恵医科大学卒業後、「がんワクチン」をつくる(特許申請中)。しかし、癌治療においては予防が重要と考え直し、ハーバード公衆衛生大学院に入学。疫学と生物統計学を学ぶ。正しい知識があれば、病気はもっと防げるはず、いう考えのもとに、現在も慈恵医大の小児科で診察にあたりながら、新しい医療を目指している。

ISBN:9784838727254
出版社:マガジンハウス
判型:4-6
ページ数:184ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2015年02月
発売日:2015年02月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN