中華民族抗日戦争史 1931~1945年
著:王 秀
著:郭 徳宏
監訳:石島 紀之
紙版
内容紹介
本書には四っの特徴がある。第一に、抗日戦争を「中國人民が外敵の侵入に反対して、初めて獲得した完全勝利の民族解放戦争」として描いていること。第二に、抗日戦争の叙述を9・18事変(満州事変)から始めていること。第三に、中国国民党が指導した正面戦場と、中国共産党が指導した敵後方戦場が相互に提携して行われたと評価していること。
第四に、世界的な反ファシズム戦争の重要な構成部分であると強調されている事である。
日本の読者のために、「写真」「地図」「年表」「索引」が添付されている。
目次
序 文
第1章 局部的抗戦の勃興
第2章 全国的抗戦の勃発
第3章 対峙段階前期の二つの戦場の戦い
第4章 世界の反ファシズム統一戦線形成前後の中国戦場
第5章 世界の反ファシズム戦争の勝利と進展、その中での中国の戦局
第6章 抗日戦争の最後の勝利
結 語