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ガガガ文庫

熾界龍皇と極東の七柱特区(アヴァロン)

著:ツカサ
イラスト:夕薙

紙版

内容紹介

〈人神共存〉の理想郷へ――!

人が“神”の存在を認知し、両者の争いが絶えぬ世界。神祖《陽皇》とその護衛者である辰宮湊は、十年ぶりに“旧日本”――七柱特区に帰還する。そこは、〈人神共存〉を目的とし、世に名だたる七柱の神々が設立した極東の理想郷(アヴァロン)。その最後の一柱として、《陽皇》はこの地に降り立ったのだ。
ところが歓迎式典の最中、〈神の撲滅〉を掲げる人間のテロ組織・アポカリプスによる襲撃が起こる。《陽皇》を守る湊は、敵のなかにかつての友、飛田蓮路の姿を見いだす。
神殺しの武装、機神〈デウス〉を持つ蓮路は、湊に刃をつきつける――
「無理なんだよ、共存なんてな。俺はこんな場所を、理想郷だなんて認めねえ」
――両種族の間に再び埋めがたい亀裂を残し、蓮路たちは逃亡。
湊は、神祖《天元》の血族であるミカエル、人類側の自治組織《巫道機関》の調停士・咲良の協力を得つつ捜索を進めるが、そこで特区における“現実”を目の当たりにする……。――人と神、それぞれの策謀うずまく仮初めの理想郷で、龍の血を継ぐ少年の戦いが始まる!!
人気作家ツカサが放つ、壮大なる愛と絆、戦いの物語。

ISBN:9784094515305
出版社:小学館
判型:文庫
ページ数:312ページ
定価:611円(本体)
発行年月日:2015年01月
発売日:2015年01月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ