内容紹介
ぼくを自由にしてくれるのは、空を飛び、小説を書くことだった。
子どもの頃から空にあこがれていたサン=テグジュペリ。念願の飛行士になった彼は、その一方で、書くことの喜びを知ります。戦争がはじまり、飛ぶことができない日々が続くなかで、名作『星の王子さま』は書かれたのです。
サン=テグジュペリの激動の生涯を描くアート絵本。
著者略歴
文・絵:ビンバ・ランドマン
ビンバ・ランドマン……1968年生まれ。ミラノ、ブレア美術アカデミー卒業。『ジョットという名の少年 羊がかなえてくれた夢』で、第6回日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞。ほかに『天才レオナルド・ダ・ヴィンチと少年ジャコモ』、『シャガール わたしが画家になったわけ』、『ラファエロ 天使に愛された画家』、『ミケランジェロ 石に命をふきこんだ天才』(いずれも小社刊)。その作品は世界各国で翻訳され、多くの賞を受けている。
訳:鹿島 茂
鹿島 茂……1949年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。専門である19世紀フランス文学、社会に加え、古今東西の書物や風俗に造詣が深い。現在、明治大学国際日本学部教授。多くの翻訳書、著書を編んでいる。『子供より古書が大事と思いたい』(青土社)では、1996年第12回講談社エッセイ賞を受賞。『職業別 パリ風俗』(白水社)では、読売文学賞を受賞。近著に『悪女入門』(講談社)、『鹿島茂の書評大全』(毎日新聞社)、『モンフォーコンの鼠』(文藝春秋)ほか多数。
ISBN:9784890139521
。出版社:西村書店
。判型:B4
。ページ数:38ページ
。定価:1800円(本体)
。発行年月日:2014年12月
。発売日:2014年12月26日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB。