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マンガ古典文学シリーズ

源氏物語 下

創業90周年企画

作:花村 えい子

紙版

内容紹介

光源氏の華麗なる生涯、いよいよ佳境!

日本古典文学の名作を原典に沿ってコミック化する話題のシリーズ! 今回配本は『源氏物語』<下>。千年の時を経てもなお人々を魅了してやまない波瀾に富んだ愛憎の王朝絵巻の最終巻。四十路をむかえ初老に達した光源氏のもとに皇女三の宮が降嫁。傷心の紫の上は病に臥してしまう。源氏が紫の上を看まもるうちに、三の宮は柏木の子を懐妊する。事情を知った源氏はふたりの過ちと、己の若き日の不義を重ね合わせながらも、生まれた子を我が子として抱く――。栄華を極める源氏にも、ひそかに暗い影が忍び寄る。嫉妬や哀しみを心に秘めて生きていく一途な女性たち、そしてその生き様とともに、光源氏と紫の上の苦悩の晩年を、フランス国立美術協会正会員でもあるベテラン漫画家・花村えい子が繊細華麗な筆致で描写する。<中>から引き続き、若菜上(其の二)、若菜下、柏木、横笛、鈴虫、夕霧、御法、幻、雲隠までを収録。巻末寄稿は瀬戸内寂聴氏。

ISBN:9784093621977
出版社:小学館
判型:4-6
ページ数:288ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2013年12月
発売日:2013年12月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA