アジア全方位
Papers 1990-2013
著:四方田 犬彦
紙版
内容紹介
アジア的体験とは、観光を退け、
旅人として長く留まり、土地の霊と言葉を交わすことだ
「旅」と「食」のエッセイ、世界の郵便局訪問記、ジャカルタ・バンコク滞在時の日誌、書物とフィルムをめぐる考察、パレスチナ人俳優・映画監督へのインタヴュー、逝ける文化人を偲ぶ追悼文、光州で行われた韓国併合百年をめぐる講演録・・・
韓国、香港、中国、台湾、タイ、インドネシア……そしてイラン、パレスチナまで。ジャンルを悠然と越境し、つねに日本の文化と社会の問題をアジアという文脈のなかで考えてきた。滞在と旅の折々に執筆された、アジアをめぐる思索と体験の記録。
目次
序 アジア的体験
Ⅰ 誰も知らないところに行く
Ⅱ 鳥を贈る
―インドネシア日記 2007
Ⅲ 離騒のなかの映像
―バンコク日記 2008
Ⅳ パレスチナ芸人、日本に来たる
Ⅴ 他者と内面
ISBN:9784794969132
。出版社:晶文社
。判型:4-6変
。ページ数:528ページ
。定価:2300円(本体)
。発行年月日:2013年10月
。発売日:2013年10月12日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB。