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スマート・シンキング

記憶の質を高め、必要なときにとり出す思考の技術

著:アート・マークマン
訳:早川 麻百合

紙版

内容紹介

スマート・シンキングとは、自分のもっている知識をうまく活用して、新しい問題を解決する能力のことである。

その点で、集塵機と掃除機を結びつけたジェームズ・ダイソンや、サメの肌を研究して「ファストスキン」水着を開発したフィオナ・フェアハーストは、優れたスマート・シンキングの持ち主といえる。

認知科学の第一人者である著書によれば、、「スマート思考に必要な3つスキル」とは
①賢い習慣を身につける ②質の高い知識を獲得する ③その知識を応用する。

どれも当たり前、のように聞こえるかもしれないが、実はみんなできていないだのだ。
ではどうすれば、記憶の効率を高め、その記憶を必要なときにとり出すことができるのか。

本書では科学的裏づけをもとに、「思考のスキル」を身につける方法を徹底解説、考えることの原点に迫る。

モーツアルト効果のウソやマルチタスクの危険性、人の名前の覚え方など、知っておきたい話題も満載!

今こそスマート・シンキングを身につけて、イノベーションの扉を開こう。

著者略歴

著:アート・マークマン
認知心理学者。テキサス大学教授(心理学とマーケティング)。2006年より認知科学学会の機関誌「認知科学」編集長を務める。「思考の速さを最大化する」研修プログラムを開発し、P&Gをはじめ大手企業のコンサルティングも多数手がけている。ハーバード・ビジネス・レビューやハフィントン・ポストにも寄稿。

訳:早川 麻百合
翻訳家。立教大学文学部英文学科卒。主な訳書に『ソウル・サバイバー』(PHP研究所)、『きょうだいの暗号』(徳間書店)、『中国スパイ秘録』(共訳、原書房)など。

ISBN:9784484131030
出版社:CCCメディアハウス
判型:4-6
ページ数:304ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2013年02月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP