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日中の壁

編:日中ジャーナリスト交流会議
他著:田原 総一朗
他著:藤野 彰

紙版

内容紹介

田中角栄首相により電撃的に成し遂げられた日中国交回復から40年。
激動の中国政治、経済、社会、メディアと、
日中関係がすっきり展望できる、日本を代表するジャーナリスト、
チャイナ・ウオッチャーによる書き下ろし。

目次

序章 日中ジャーナリスト交流会議が挑む壁……田原総一朗

第1章  日中メディア摩擦
1 日中メディアの立ち位置のずれ……藤野 彰
2 中国に「報道の自由」はあるか……藤野 彰
3 「反日」「反中」報道の裏側……加藤千洋

第2章 日中関係のくびき
1 「歴史」「愛国」「反日」の相関関係……中川 潔
2 反日デモの実際とその底流……富坂 聰
3 すれ違う日中の国民感情……乾 正人

第3章 中国モデルと日本の眼
1 膨張中国の自信と不安……西村豪太
2 「中国モデル」の陰に霞む「日本モデル」……田勢康弘
3 一党独裁体制が抱える闇……加藤隆則
4 中国に「第三の道」はあるか……渡辺陽介

第4章 日中共生の道
1 尖閣問題をめぐる攻防……倉重奈苗
2 米中日三国関係における日中……秋田浩之
3 東日本大震災への中国の視線……富坂 聰
4 ネットメディアの挑戦と課題……河野 徹

ジャーナリストの自由と不自由――あとがきにかえて……広瀬道貞

著者略歴

他著:田原 総一朗
1934年生まれ。岩波映画製作所、テレビ東京を経てフリーに。さまざまなテーマで、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を行っている。
他著:藤野 彰
1955年生まれ。読売新聞中国総局長、編集委員などを歴任。中国問題ジャーナリスト、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授(ジャーナリズム論、現代中国論)。

ISBN:9784806714439
出版社:築地書館
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2012年07月
発売日:2012年07月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS