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ゆまに学芸選書ULULA 5

東京満蒙開拓団

著:東京の満蒙開拓団を知る会
解説:加藤 聖文

紙版

内容紹介

満蒙開拓団のさきがけは、1932年の東京のルンペン開拓団であり、最後の開拓団も1945年東京の疎開開拓団であった……。

多くの悲劇を生んだ満蒙開拓団のなかで、その史実が空白となっていた東京からの開拓団を追った本格的研究。5年の歳月をかけ、書籍、新聞はもちろん公文書まで調査し、また聞き書きを加え、東京からの満蒙開拓団の全貌をあきらかにする。

社会福祉団体が牽引した「天照園移民」、エリート養成を目指した「満洲鏡泊学園」、宗教団体が関わった「多摩川農民訓練所」、大量移民期に対応する「東京府拓務訓練所」、新島の「分村」、女性の立場から見た「大陸の花嫁」、戦時体制の被害者である「転業開拓団」、戦争末期に現れた「青少年義勇軍」、「報国農場」、空襲被災者の「疎開開拓団」、幻の「小河内村開拓団伝説」など、多く
の事実を発掘。

著者略歴

著:東京の満蒙開拓団を知る会
(代表・今井英男)
解説:加藤 聖文
国文学研究資料館助教

ISBN:9784843339404
出版社:ゆまに書房
判型:4-6
ページ数:358ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2012年08月
発売日:2012年08月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KC