- 内容紹介
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環境、食品、医薬の分野における微量分析、精密分析の需要が高まる中で、本書は、機器分析の前処理方法として最も有効な手段のひとつである「固相抽出法(Solid Phases Ectraction,SPE)について、基礎原理から応用技術まで幅広い…もっと見る▼
環境、食品、医薬の分野における微量分析、精密分析の需要が高まる中で、本書は、機器分析の前処理方法として最も有効な手段のひとつである「固相抽出法(Solid Phases Ectraction,SPE)について、基礎原理から応用技術まで幅広い内容をまとめた、固相抽出専門のガイドブックです。学生や入門者から実務者まで幅広い方を対象としており、基礎、応用、実務導入、関連製品、用語解説など、どこからでも読み進められるように構成を工夫しています。
目次
第1部 固相抽出法の基礎
1章 固相抽出法とは
2章 現在用いられている前処理法
3章 液液抽出法と固相抽出法の比較
4章 固相抽出の手法
5章 固相の種類
6章 固相分離剤の選択性
7章 固相抽出における相互作用
8章 固相における保持容量とイオン交換容量
9章 適切な溶出溶媒の量
10章 固相分離剤の特性
11章 対イオン/相対的吸着特性配列
12章 イオン交換相と分離目的物質の正しい組み合わせ
13章 固相カラムへの試料の通液性と通液速度
14章 固相カラムの上手な取扱方法
15章 固相抽出の操作手順
16章 メソッド開発
17章 タンパク結合とその切断法
18章 残留農薬分析におけるケイソウ土カラムの利用
第2部 最新固相分離剤
1章 シリカモノリス型固定相
2章 無機分離剤
第3部 固相抽出法の応用アプリケーション
<医薬品・バイオ応用例>
1章 医薬品分析への応用
2章 バイオ・生化学への応用
<食品分析>
3章 ポジティブリスト制度
4章 食品成分および添加物試験
5章 食品中の変異物質および汚染物質
6章 食品中の天然有毒物質
<上水・環境水分析>
7章 固相抽出法が採用されている測定対象物質
8章 検水の処理方法
9章 上水・環境分析における使用固相
10章 上水分析における使用固相
11章 環境水分析における適用例
<無機分析>
12章 陰イオン交換樹脂固相による土壌中クロムの形態分別
13章 キレート樹脂固相による元素分析前処理
14章 生体試料中微量元素の定量
15章 食品調味料中鉛およびカドミウムの定量
16章 固相前処理/蛍光X線法(SPE/XRF)による元素分析法の開発
<放射性核種分析>
17章 放射性核種分析
18章 放射性…
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