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原発事故後の環境・エネルギー政策

弛まざる構想とイノベーション

他編著:橘川武郎
他編著:植田和弘
他編著:藤江昌嗣

紙版

内容紹介

3.11後の環境政策とエネルギー政策をグローバルな環境問題、産業および地域振興政策と結び付けて、この問題の第一人者である橘川武郎と植田和弘が語り、討論する。明治大学ビジネス・イノベーション研究所シンポジウム記録。

目次

はじめに
Ⅰ 震災後の地域復興と原発事故後のエネルギー・環境政策 橘川武郎
Ⅱ 震災復興とエネルギー政策の転換 植田和弘
Ⅲ パネルディスカッション パネラー 橘川武郎/植田和弘/佐々木聡 司会 藤江昌嗣
あとがき

著者略歴

他編著:橘川武郎
1951(昭和26)年、和歌山県生まれ。東京大学経済学部卒。経営史学者。経済学博士。東京大学大学院を経て、青山学院大学経営学部助教授、ハーヴァード大学ビジネススクール客員研究員、東京大学社会科学研究所教授などを歴任し、現在、一橋大学大学院商学研究科教授。日本におけるエネルギー産業(特に電気、石油)の研究に関する代表的な学者の一人。近年は地域経済や企業金融に関する研究も行っている。また、希望学プロジェクトに関連し、釜石市や福井県を例に取った、地方・地域経済活性化についての研究も行っている。著書に『電力改革─エネルギー政策の歴史的大転換』『東京電力 失敗の本質─「解体と再生」のシナリオ』『原子力発電をどうするか─日本のエネルギー政策の再生に向けて』『日本電力業発展のダイナミズム』など多数。
他編著:植田和弘
1952(昭和27)年、香川県生まれ。京都大学工学部卒。大阪大学大学院博士課程修了。環境経済学者。工学博士・経済学博士。京都大学経済学部助教授などを経て、京都大学大学院経済学研究科教授。日本学術振興会学術システムセンター主任研究員。著訳書に『サスティナビリティの経済学』『環境経済学』『廃棄物とリサイクルの経済学』、共編著に『国民のためのエネルギー原論』など多数。
他編著:藤江昌嗣
1954(昭和29)年、北海道生まれ。京都大学経済学部卒。経済学博士。神戸大学大学院、岩手大学、東京農工大学などを経て、現在、明治大学副学長、経営学部教授、MOSマネジメント・オブ・サスティナビリティ研究所所長。著書に『移転価格税制と地方税還付』『ニューヨークだけがアメリカではない』『テクノ・グローカリゼーション』(共著)などがある。

ISBN:9784905194378
出版社:冨山房インターナショナル
判型:4-6
ページ数:128ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2012年05月
発売日:2012年05月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TBC