田中茂範先生のなるほど講義録 5
語彙を増やす★英単語ネットワーク
著:田中 茂範
内容紹介
●人間の脳は「有意味」学習が得意
ボキャブラリーを増やす効果的な方法は「関連づけて覚える」ネットワーク学習です。興味のあることの関連語を次々と学んでいくプロセスは、好奇心からワクワクするものです。本書は以下の10のトピック別に、名詞を中心とした認識語彙を拡張していくことを目的としています。
1.環境問題と原発事故
2.気候・気象・天気
3.インターネット
4.人物
5.政治
6.経済・金融
7.大学教育
8.料理
9.医療
10英語学習
たとえば「人物」は、プラスのイメージ、マイナスのイメージ、ニュートラルのイメージに分けて126の名詞を挙げ、さらに外見、行動、性格、知性を表す98の形容詞をまとめています。プラスのイメージならa big shot、an egghead、an unsung hero、マイナスのイメージならa fathead、a bad apple、a son of a gunなどが登場します。また、a wise guyが「小賢しいやつ」というマイナスのイメージで使われるといった解説も加えています。
本書を使うことで、単に収録語彙を覚えるにとどまらず、これから自分に必要なボキャブラリーを増やす際に、羅列したリストとしてではなく、「意味のあるもの」としてネットワーク的に拡張していく自分なりの方法が見つかるはずです。
発音はMP3音声をホームページから無料ダウンロードして確認できます。「日本語訳と英語」「英語のみ」の2パターンの、計5時間分の音声を用意しています。
目次
[Topic 1] 環境問題と原発事故
1.環境問題
大気汚染と気候変動/エネルギー/酸性雨・森林伐採・砂漠化/汚染物質/ゴミ廃棄物/エコと環境政策/生物多様性と絶滅危惧種
2.原発事故
放射線/放射能被害/原子炉と事故処理
3.環境問題について語る
[Topic 2] 気候・気象・天気
天気/気候/天気の基本用語/天気情報を得るための機器/方位/天気予報/前線/異常気象/いろいろな雲
[Topic 3] インターネット
メディア/インターネット/日本語にも浸透したインターネット用語/日本語からはわからない意外な表現/インターネットの負の側面/SPAMの由来/プラスの側面
[Topic 4] 人物
プラスのイメージ/マイナスのイメージ/ニュートラル/ハイフンを使った表現
[Topic 5] 政治
三権分立/国会審議/日英米の比較/選挙/財務相と官僚政治/国際政治/大使館/政治的立場
[Topic 6] 経済・金融
組織/景気と株/投資/インフレとデフレ/企業の種類/corporateをめぐって/企業の実績/労働条件/課税/貨幣/国と国の関係
[Topic 7] 大学教育
大学の選択/ランキング/Ivy Leagueの実力/学部と研究分野/事務手続き/科目履修/コース概要/成績/教授陣/不正行為/卒業論文
[Topic 8] 料理
料理名/ダイニングルーム/道具/評価/食材(肉類、総菜、魚介類、野菜類)/関連動詞
[Topic 9] 医療
病院にかかる/病院の科/症状/診療例/病名/医療処置/医療器具/生と死
[Topic 10] 英語学習
言語/国際語としての英語/英語力の評価/コミュニケーション能力/英語力を左右する4つの要因/教育の方法と原理
ISBN:9784864540124
。出版社:コスモピア
。判型:B6横
。ページ数:298ページ
。定価:1600円(本体)
。発行年月日:2012年02月
。発売日:2012年02月15日。