出版社を探す

聖ニコラスがやってくる!

著:クレメント・C・ムーア
絵:ロバート・イングペン
訳:柳瀬 尚紀

紙版

内容紹介

サンタクロースが今の姿になったのは、1823年12月アメリカの新聞に載った一篇の詩から。

数多くの著名な画家が挿絵を描いてきた“The Night Before Christmas”として知られる有名な詩。そのエッセンスを見事にすくいとったイラストと日本語で贈る決定版絵本。
世界中で190年も語り継がれる“あの詩”が、名手・柳瀬尚紀による本邦初の韻文訳で登場!

著者略歴

著:クレメント・C・ムーア
クレメント・C・ムーア…1779~1863年。アメリカの神学者であり、コロンビア・カレッジ(現コロンビア大学)の東洋・ギリシア文学教授。ニューヨーク市に生まれ、当地で最も裕福かつ教養ゆたかな人物の一人として知られていた。アメリカ最初のヘブライ語辞典を著す一方、物語の執筆や詩作にも関心を寄せ、最も有名となった本書の詩は、1822年のクリスマス・イブに、自身の子供たちに読み聞かせたのが最初といわれている。
絵:ロバート・イングペン
ロバート・イングペン…1936年、オーストラリアのヴィクトリア州ジーロング生まれ。王立メルボルン工科大学でイラストレーションとブックデザインを学ぶ。1986年に国際アンデルセン賞を受賞するなど、世界的に知られた絵本作家・挿絵画家で、手がけた作品は100冊以上にのぼる。ほかの邦訳絵本に、T・ボウ『せかいはいったいだれのもの?』(評論社)、B・メロニー『いのちの時間』(新教出版社)などがある。
訳:柳瀬 尚紀
柳瀬尚紀…1943年、北海道根室市生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。英文学者、翻訳家。おもな著書に『翻訳はいかにすべきか』(岩波新書)、『猫舌三昧』(朝日新聞社)、『日本語は天才である』(新潮社)など。訳書に、J・ジョイス『フィネガンズ・ウェイク』(河出文庫)、『ダブリナーズ』(新潮文庫)、E・リア『ナンセンスの絵本』(岩波文庫)、R・ダール『チョコレート工場の秘密』(評論社)などがある。

ISBN:9784890139309
出版社:西村書店
判型:A4変
ページ数:50ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2011年11月
発売日:2011年11月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA