目次

はじめに
本書の基本的な考え方

★Part 1「モノ」の世界を語る 名詞の文法

冠詞と名詞形
　数えられるapple と数えられないapple があるってホント？
情報を共有する定冠詞th
　play the piano にはthe があって、play baseball にはthe がないのはなぜ？
it が示すもの
　マイケル・ジャクソン、最後のアルバム、This Is It のit は何を指す？
this とthat
　That’s it! と This is it! の意味の違い、わかるかな？
関係代名詞のはたらき
　17 回も連続してwho を使ったミッシェル・オバマ大統領夫人のスピーチの迫　力を感じてみよう。
where, when, why, how: 4 つの関係副詞
　関係詞と疑問詞は関係あり。where「場所」、when「時」、why「理由」、how　「方法」　の関係副詞を確認。
関係代名詞の補足: whose
　whose とof which の使い方をチェック！

★Part 2「コト」の世界を表現する 動詞の文法

テンスとアスペクト
　時を表す表現の基本は「テンス＝現在と過去」、「アスペクト＝単純、進行、　完了」
現在との関わりを強調する現在完了形
　Going, going, gone!　って、どんなときに使われるの？
現在進行形が表す意味
　I’m leaving for Tokyo tomorrow. と未来のことを現在進行形で表すことが　できるのはなぜ？
will と未来表現
　英語には未来時制はない？　それならwill で表される意味は何？
「義務・当然」が根底にあるshall
　I shall return. に秘められたマッカーサー元帥の意図とは？
実現の可能性を表すcan
　オバマ大統領の “Yes, we can.” こそcan の意味のコア
「過去と 仮想状況」で「意志と推量」を表すwould
　would は小説などの過去を回想する場面でよく使われる。ポール・オースター　の小説でチェックしてみよう。
助動詞と関連表現
　「トイレに行きたい」気持ちは、need to do使役動詞: get, make, have, let
　ビートルズのLet It Be はどういう意味になるだろう
get の構文的可能性
　get は英語で可能な構文のほとんどすべてをカバーする
give の構文的可能性
　give のコアは「自分のところから何かを出すこと」。では、OK, now, give! 　の意味は？
目的語としての不定詞と動名詞
　不定詞は予定された行為・動作を表し動詞的、動名詞はアイディア、記憶など　を表し名詞的
「される」受動態
　This computer sells well. は能動態、それとも受動態？
直接話法と間接話法
　John said, “I arrived here yesterday.” を4 種類の間接話法にできます　か？

★Part 3　「状況」を説明する 副詞の文法

「今、ここで」を基軸にした時間に関する表現
　next week と the next week の違いは？
付帯状況をwith で表す
　文頭のwith… は「理由」を表し、後置されるwith… は付帯状況を表す
否定の仕方
　He is not a father. とHe is no father. の意味の違いは？
頻度と様態の表現
　様態を表す5 つの表現タイプをマスターすれば英語の表現力はグーンとアップする

★Part 4　慣用化された表現の型に注目！ 構文

主語を立てる
　英語の主語へのこだわりは個人が世界と向き合う関係を重視する世界観の反映　か
3 種類のthere 構文
　There you are. / There it is. / There you go. はそれぞれどういう意味？
3 種類の比較構文
　He is happiest when he is drunk. で最上級にthe がつかないのはなぜ？
事実とは異なる世界を表す仮定法構文
　仮定法は現実でないことを表すため、ひとつ過去にさかのぼって表現する
命令文、倒置文、分詞構文
　いろいろな種類の構文のポイントをマスターして表現力をつけよう