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世界のワイン

地図でみる図鑑

著:ヒュー・ジョンソン
著:ジャンシス・ロビンソン
監:山本 博

紙版

内容紹介

1971年に世に出た『The World Atlas of Wine』第1版は、出版の歴史を塗り替た。14カ国語で刊行され、売上総数は現在400万部を超え、
ワインの著述にかけては世界で最も権威ある2人組、ヒュー・ジョンソンとジャンシス・ロビンソンが再び、この名著の第6版を制作するためにその才を結集した。
5版が世に出てからおよそ6年が経過したが、その間に、激動期である世界のワインは塗り替えられた。遠い輸出対象国としてしか考えていなかったようなワイン産地も確実に増え続け、ワイン意識の革命は劇的な変化を遂げている。それらが本書ですべて分かる。

目次

序言―ジャンシス・ロビンソン 7
ワインの基本
ワインの世界 10
ワインの歴史―古代/中世/現代ワインへの展開 12
葡萄 18
国際種 20
地域固有種 22
ワインと気候 24
テロワール 26
ワイン造りの1年 28
葡萄畑とワインの品質 30
醸造場におけるワインの醸造 32
オークとそれに代わるもの 35
ワインの造り方 36
ワイナリーの構造 38
ワインの栓 40
ワインの保存 41
ワインと歳月42
ワインの供し方 44
テイスティング48
世界のワイン
フランス 52
ブルゴーニュ 54
コート・ドール:品質決定要因 56
コート・ドール 58
コート・ド・ボーヌ:サントネ 59
コート・ド・ボーヌ:ムルソー 60
コート・ド・ボーヌ:ボーヌ 62
コート・ド・ニュイ:ニュイ・サン・ジョルジュ 64
コート・ド・ニュイ:ジュヴレイ・シャンベルタン 66
コート・シャロネーズ 68
マコネ 69
プイイ・フュイッセ 71
ボジョレ 72
クリュ・ボジョレ 74
シャブリ 75
シャブリの中心部 76
シャンパーニュ 78
シャンパーニュの中心部 80
ボルドー 82
ボルドー:品質決定要因 84
北部メドック 86
サンテステフ 88
ポイヤック 90
サンジュリアン 92
メドック中央部 94
マルゴーとメドック南部 96
グラーヴとアントル・ドゥー・メール 98
ペサック・レオニャン 100
ソーテルヌとバルサック 102
右岸 104
ポムロール 106
サンテミリオン 108
南西地方のワイン 112
ドルドーニュ 115
ロワール河流域とミュスカデ 118
アンジュー 120
ソーミュール 121
シノンとブルグイユ 122
ヴーヴレとモンルイ・シュール・ロワール 123
プイイとサンセール 124
アルザス 126
アルザスの中心部 128
北部ローヌ河流域 130
コート・ロティとコンドリュウ 132
エルミタージュ 134
南部ローヌ河流域 136
シャトーヌフ・デュ・パープとその周辺 138
西部ラングドック 140
東部ラングドック 142
ルーション 144
プロヴァンス 146
バンドール 148
コルシカ 149
ジュラ 150
サヴォア 151
ヴァン・ド・ペイ 152
イタリア 154
イタリア北西部 158
ピエモンテ 160
バルバレスコ 162
バローロ 164
イタリア北東部 166
トレンティーノ 168
アルト・アディジェ 169
ヴェローナ 170
フリウーリ-ヴェネツィア・ジューリア 172
イタリア中央部 174
トスカーナの海岸地方 176
キアンティ 178
モンタルチーノ 181
モンテプルチャーノ 182
ウンブリア 183
イタリア南部 184
シチーリア 186
サルデーニャ 188
スペイン 189
ガリシア海岸 194
トロ 195
リベラ・デル・ドゥエロ 196
リオハ 198
ナバラ 200
ソモンターノ 201
カタルーニャ 202
プリオラート 204
アンダルシア-シェリー産地 205
_ポルトガル 208
バイラーダとダン 212
エストレマドゥーラとセトゥバル半島 214
アレンテージョ 215
ドウロ-ポート・カントリー 216
ポート・ロッジ 220
マデイラ 222
ドイツ 224
モーゼル 227
ザール 228
中部モーゼル:ピースポート 230
中部モーゼル:ベルンカステル 232
ルーヴァー 234
ラインガウ 235
ラインガウ中心部 236
ホーホハイム 239
ラインヘッセン 240
ナーエ 242
ファルツ 244
バーデン・ヴュルテンベルク 248
フランケン 250
ザクセンとザーレ・ウンストルート 251
イングランドとウェールズ 253
スイス 254
ヴァレ、ヴォー、ジュネーブ 256
オーストリア 258
ヴァッハウ 260
クレムスタールとカンプタール 262
ブルゲンラント 264
ハンガリー 266
トカイ 268
チェコ共和国と
スロヴァキア共和国 270
スロベニア共和国 271
西バルカン諸国 272
ブルガリア 274
ルーマニア 276
旧ソヴィエト連邦の共和国 278
ギリシャ 281
ペロポネソス 284
東地中海地域 285
北アフリカ 287
北アメリカ 288
カリフォルニア 292
メンドシーノとレイク 294
ソノマ北部 295
ソノマ南部とカーネロス 298
ナパ・ヴァレー 300
ラザフォード 303
オークヴィル 304
スタッグス・リープ 305
サンフランシスコ湾南部 306
セントラル・コースト308
シエラ・フットヒルズ、ローダイ、デ
ルタ区域 311
南西部の州とメキシコ 312
太平洋岸の北西 314
ウィラメット・ヴァレー316
ワシントン州 318
ニューヨーク州 320
オンタリオ 321
南アメリカ 322
チリ326
アルゼンチン330
オーストラリア 334
ウェスタン・オーストラリア州 339
マーガレット・リヴァー341
サウス・オーストラリア州:バロッサ・ヴァレー 342
エデン・ヴァレー 344
クレア・ヴァレー 345
マクラーレン・ヴェールとその近郊 346
アデレード・ヒルズ 348
ライムストーン・コースト 349
クワナラ 350
ヴィクトリア州 351
ヤラ・ヴァレー 354
タスマニア州 355
ニュー・サウス・ウェールズ州とハンター・ヴァレー 356
ニュージーランド 358
ホークス・ベイ 360
マーティンボロ 361
マールボロ 362
セントラル・オタゴ 363
南アフリカ 364
コンスタンシア 369
ステレンボシュとパール 370
中国 372
日本 374
アジアのその他の国々 375
用語集 376
Index(総合索引) 378
Gazetteer (地名索引) 385
監修者謝辞―山本博 400

著者略歴

著:ヒュー・ジョンソン
最初の著書『Wine』以来40年以上にわたって、ワインに関する著述をさまざまな新しい方向へと導いてきた。『The World Atlas of Wine』、『Wine Companion』、年刊の『Pocket Wine Book』(1977年より)、『The Story of Wine』、2005年に刊行された回想録『Wine-A Life Uncorked』はすべてベストセラーになっている。真摯で博識ながらも楽しくて気取りがない彼独特のアプローチは、世界中のワイン愛好家に称賛されている。彼にかかれば、込み入ったテーマもわかりやすく楽しめるものになる。『The World Atlas of Wine』は14カ国語に翻訳され、400万部以上を売り上げている。2007年、ワイン造りと園芸への貢献を認められて大英帝国勲章(OBE)を受章した。
著:ジャンシス・ロビンソン
国際的信望のある数少ないワイン・ライターの1人。『Vines,Grapes and Wine』(1986年)や大ヒットを飛ばす『OxfordCompanion to Wine』(1994年、1999年、2006年)はワインに関する著作のなかでもとくに画期的な名著である。彼女はフィナンシャル・タイムズ紙のワイン記者であり、世界各地の雑誌や新聞にもコラムを書いている。「ワイン界に信奉される女性」(USAトゥデイ紙)、「一番人気のワイン・ライター」(プレイボーイ誌)などと絶賛されているジャンシスは、1984年、ワインの製造・販売業者以外初めてマスター・オブ・ワインの資格を与えられた。2003年、ジャーナリズムと放送業への貢献を認められて大英帝国勲章(OBE)を受章。
ジャンシスのウェブサイトwww.jancisrobinson.com
監:山本 博
日本輸入ワイン協会会長、フランス食品振興会主催の世界ソムリエコンクールの日本代表審査委員、弁護士。永年にわたり生産者との親交を深め、豊富な知識をもとに、ワイン関係の著作・翻訳を著すなど日本でのワイン普及に貢献する。主な著書『黄金丘陵』『シャンパン物語』『フランスワインガイド』、訳書に『イケム』『ロマネ・コンティ』『新フランスワイン』、監修書に『ワインの事典』など多数。

ISBN:9784882826613
出版社:ガイアブックス
判型:A4変
ページ数:400ページ
定価:12000円(本体)
発行年月日:2008年08月
発売日:2008年08月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TDCT