叢書・ウニベルシタス 952
冒険のバロック
発見の時代の文化
著:ヴィンフリート・フロイント
訳:佐藤 正樹
訳:佐々木 れい
紙版
内容紹介
16世紀半ばから18世紀半ばまでをバロック時代と呼ぶ。ルネサンスの申し子とか、近代の戸口といわれるその文化に焦点を当て、現代の問題に回答を与えてくれる作品の意義を問う。バロックとは生命観に溢れる遺産であり、誘惑に満ちた冒険への旅立ちである。著者は文学、美術、建築、音楽、宗教、哲学や科学といった多様な領域に触れ、あの時代に肉薄する。図版80点〔文化・芸術・思想〕
目次
目次
1 人生設計としての文学
2 愛の勝利と死の悲哀
3 楽園の出現
4 創造の美
5 意味の探究
6 親密な楽園
7 女性の書き手たち
8 旅の冒険
9 死刑執行人、魔女、ヒステリー
10 戦争という悪魔
11 五感の陶酔と情熱
12 快楽の建築
13 演劇の世界と人生の舞台
14 バロック風俗鏡
15 「自分自身には逆らえない」
ISBN:9784588009525
。出版社:法政大学出版局
。判型:4-6
。ページ数:494ページ
。定価:6800円(本体)
。発行年月日:2011年01月
。発売日:2011年01月19日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AGA。