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犬たち

著:レベッカ・ブラウン
訳:柴田 元幸

紙版

内容紹介

 一人暮らし女性の部屋に唐突に現れた犬。孤独だった女性は、その犬の出現を受け入れるが、やがてその生活は次第に不可解な方向へ……。陶酔と恍惚と幻想性あふれる、ある“愛”の物語。『体の贈り物』、『私たちがやったこと』、『若かった日々』で日本でも熱烈なファンを多数生み出したレベッカ・ブラウン。無駄をそぎ落とした言葉で、最大限の想像力を喚起させる「呪縛力に満ちた文章」はそのままに、しかしこれまで翻訳されたどの作品とも違う魅力をみせてくれる。
<著者紹介>
レベッカ・ブラウン
1956年米国生まれ。作家。現在翻訳されている著書に『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』『家庭の医学』(すべて柴田元幸訳)。ほかに著作は『私をここにとどめておくもの』など。『体の贈り物』でラムダ文学賞。ボストン書評家賞、太平洋岸北西地区書店連合賞受賞。シアトル在住。
<訳者紹介>
しばた・もとゆき 
1954年東京生まれ。東京大学教授。英米文学翻訳家。P・オースター、B・ユアグロー、S・ミルハウザー、S・ダイベック、E・ゴーリーなどの作品を多数訳している。近刊にノーマン・ロック『雪男たちの国』、デニス・ジョンソン『ジーザス・サン』。また、雑誌『モンキー・ビジネス』を責任編集している。著書に『猿を探しに』『それは私です』など。

ISBN:9784838719716
出版社:マガジンハウス
判型:B6変
ページ数:248ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2009年04月
発売日:2009年04月23日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB