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講談社現代新書

わかりやすく〈伝える〉技術

著:池上 彰

紙版

内容紹介

会議やプレゼンの前に必読!人気筆者による入門書 フリップの発想でパワポづくり、原稿は引き算で見直す、聞き手の注意はこう引きつける、名司会者に間を学ぶ──など、「テレビ的発想の説明術」を体験から伝授する。

目次

第1章 まず「話の地図」を相手に示そう
話にはリードをつける/内容整理のポイントは「対象化」(見える化)だ/「階層化」で話の柱や枝を作る…
第2章 相手のことを考えるということ
社会部時代の記者リポートで考えた/映像を意識して原稿を書く/最初はみんな同じレベル…
第3章 わかりやすい図解とは何か
短い文にすれば文章がうまくなる/毎日ニュースの図解を考えていた/「在宅起訴って何ですか?」…
第3章 図解してから原稿を書き直す
どれだけ「ノイズ」をカットできるか/模型をもとに原稿を作り直す/パワーポイントの作り方…
第5章 実践編 3分間プレゼンの基本
数字のデータは身近な表現に/どの要素をパワポにするか/3分間を時間配分するとしたら…
第6章 空気を読むこと、予想を裏切ること
しゃべりのうまいタレントとは/自分の持ち味を再発見した/独立して学んだこと…
第7章「わかりやすく伝える」ためのコツ
「3の魔術」を活用しよう/冒頭の「つかみ」に最後に戻る/笑いは潤滑油…
第8章「日本語力」を磨く
使いたくない言葉/マジックワードもある/キーワード力をつけよう…
第9章 「声の出し方」「話し方」は独学でも
腹で声を出せば腹が据わる/口を大きく開けよう/日本語の発声の基本は「あいうえお」…
第10章 日頃からできる「わかりやすさ」のトレーニング
私の勉強法・情報収集術/「わかりやすい話し方」の自己トレーニング…

著者略歴

著:池上 彰
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年、NHK入局。2005年まで32年間、報道記者として、さまざまな事件、災害、消費者問題、教育問題などを担当する。1994年から11年間は、「週刊こどもニュース」のお父さん役を務めた。現在は、フリージャーナリストとして多方面で活躍。著書に『相手に「伝わる」話し方』(講談社現代新書)、『伝える力』(PHPビジネス新書)、『日銀を知れば経済がわかる』(平凡社新書)、『14歳からの世界恐慌入門。』(マガジンハウス)、『池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」』(集英社)などがある。

ISBN:9784062880039
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:238ページ
定価:860円(本体)
発行年月日:2009年07月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:CJP