出版社を探す

世界政治

進歩と限界

著:J.メイヨール
訳:田所昌幸

紙版

内容紹介

私たちは、いったいどれだけ「進歩」したのだろうか。歴史と思想の素養に裏打ちされた、英国学派による国際政治への知恵。

冷戦が終わったとき、多くの人びとが平和な世のなかを想像した。だけど、それがあまりにも楽観的な予測だったということが、しだいにわかってきた。「国際社会の本質はなにも変わっていない」。英国学派の古典的素養にもとづいて、メイヨールはたんたんと語りかける。

目次

日本語版へのプロローグ
プロローグ

第I部 国際社会

 1 起源と構造
 2 国際社会の近代化
 3 新たなソリダリズム?

第II部 主 権

 4 ナショナリズム
 5 自 決
 6 再 評 価

第III部 民主主義

 7 歴史上の前例と文化的前提条件
 8 国際法と外交政策の手段
 9 プルラリズムとソリダリズムを再考する

第IV部 介 入

 10 リベラル国際理論における介入
 11 一九九〇年代の人道的介入

エピローグ
文献案内と訳者あとがき

ISBN:9784326351459
出版社:勁草書房
ページ数:248ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2009年03月
発売日:2009年03月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS