ミキハウスの宮沢賢治絵本シリーズ
狼森(オイのもり)と笊森(ザルもり)、盗森(ヌストもり)
絵:片山 健
著:宮沢 賢治
紙版
内容紹介
「ここへ畑を起こしてもいいかぁ。」
「いいぞお。」
森が一斉にこたえました。
田畑を切り拓く百姓と森の話。食料などがなくなり、人間が森と対話しながら解決し、交流が始まります。
人が自然の声にちゃんと耳をすまし、礼儀をつくしていた時代。
人と自然の中は、豊かで暖かくユーモアに満ちたものだった…。
現代こそ見つめなおすべき、賢治が提示した人と自然との関係。
片山健が力強く勢いのある油絵で、荒々しさと温かさを合わせ持つ森の世界を描ききってます。