D.H.ロレンスとアメリカ/帝国
他編著:富山太佳夫
他編著:立石弘道
他編著:宇野邦一
紙版
内容紹介
ロレンスとアメリカの関係を分析。
▼英文・米文・仏文をリードする論者が集まり、「ロレンスとアメリカ」に焦点を当て編纂された論集。思想的にも実生活でも終生旅人であったロレンスを9.11以降のアメリカやネグリの〈帝国〉を視野に入れて論じるなど、第一級のレベルの論集。
目次
第Ⅰ章 総論
これまでのロレンスとアメリカ/帝国——紀行文を中心として 立石弘道
第Ⅱ章 ロレンスとアメリカ/帝国
帝国の(再)編制とロレンス 大田信良
ジャズ・エイジの帝国
——ロレンスの『古典アメリカ文学研究』を中心に 巽 孝之
アポカリプスとアメリカ 宇野邦一
第Ⅲ章 ポスト・コロニアルの『セント・モア』論
『セント・モア』の帝国と英米関係 木下 誠
『セント・モア』の植民地幻想 霜鳥慶邦
消え行く媒体としての「アジアの中心」
——『セント・モア』とネイティヴィスト・モダニズム 新井英永
第Ⅳ章 帝国を表象する手法
裏返しの技法
——小説の伝説も、帝国も 富山太佳夫
ISBN:9784766414578
。出版社:慶應義塾大学出版会
。ページ数:320ページ
。定価:2500円(本体)
。発行年月日:2008年03月
。発売日:2008年03月02日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB。