永原慶二著作選集 9
歴史学叙説 20世紀日本の歴史学
著：永原 慶二
紙版
内容紹介
戦後の史学史・歴史学方法論・歴史教育に関する論考をまとめた『歴史学叙説』。近現代の日本史学史を、著者の視点から総括した『20世紀日本の歴史学』を収録。前者は歴史学の方向性を示したものとして高く評価され、後者は近現代歴史学の展開と現代史学のあるべき姿を鋭く問い直した著者渾身の書き下ろしで、各界より大きな反響を呼んだ大作である。（解説＝保立道久）
目次
◆歴史学叙説＝戦後歴史学の展開（歴史意識と歴史の視点／戦後日本史学の展開と諸潮流／付・日本史学の方法的動向）／視点と方法（歴史学の課題と方法／経済史の課題と方法／歴史認識・叙述における人間の問題／歴史学の方法と民衆像／歴史認識における法則性と主体性）／歴史教育（歴史学と歴史教育／歴史教育の自由のために／歴史意識の形成と教科書記述／他） ◆20世紀日本の歴史学＝近代歴史学の成立（明治維新と日本史学／文明史・啓蒙主義歴史学の展開／近代実証主義歴史学の誕生／「欧米的近代への可能性」を歴史に探る／他）／現代歴史学
ISBN：9784642026888
。出版社：吉川弘文館
。判型：A5
。ページ数：672ページ
。定価：18000円（本体）
。発行年月日：2008年03月
。発売日：2008年03月03日
。国際分類コード【Thema（シーマ）】 １：NHA。
