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永原慶二著作選集 7

日本中世の社会と国家 中世史の争点

著:永原 慶二

紙版

内容紹介

中世国家史を社会構造との関係に視点を置いてわかりやすく叙述した『日本中世の社会と国家』。『日本中世社会構造の研究』の「第Ⅱ部 国家史と時代区分をめぐる諸論点」、および国家・社会・身分制に関する論考七点を収録。本格的な「職制国家」論が展開され、黒田俊雄・網野善彦氏との論争を通じて、著者が到達した中世史観が明確に示された一著。

目次

◆日本中世の社会と国家〈増補改訂版〉=日本古代国家の構造とその変質/中世国家の成立と構造/中世国家の展開/近世国家への転換/歴史的存在としての天皇および天皇制―その若干の論点についての覚書― ◆中世史の争点=国家史と時代区分をめぐる諸論点(戦後における日本封建制研究の思想的背景/国家的集中と「近代化」―日本国家史のためのノート―/中世国家史の一問題―黒田俊雄氏の「権門体制論」によせて―/日本封建国家論の二、三の論点)以下細目略/社会分業と身分

ISBN:9784642026864
出版社:吉川弘文館
判型:A5
ページ数:550ページ
定価:15500円(本体)
発行年月日:2008年01月
発売日:2008年01月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ