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Re:mind Vol.2

編:仲嶺真
編:北本遼太

紙版

内容紹介

心をもういちど考え直すために。

『Re:mind Vol.1』を出版してから約1年が経った。1歩目を踏み出すのも大変勇気がいることだが、1歩目を踏み出したからといって2歩目を簡単に踏み出せるわけではない。その意味で、無事に『Re:mind Vol.2』も出版できて安堵している。引き続き、3歩目、4歩目と、歩みを続けていきたい。......本誌もまた心についてひろく考える土壌を培う礎となるであろう。ーー「巻頭言」より
「人間は自然や物、他者といった自分以外のモノを制御できるような特別な存在ではないが、同時にただ自分以外のモノに虐げられるだけの存在でもない」。本特集に掲載された論文や記事からは、そのようなメッセージが伝わる。そのうえで、それぞれの論文や記事では、モノとの間で取り結ばれる、制御する/されるという関係を超える新しい関係性も提案してくれている。これらの提案が、読者の皆さんの生活において、よりよい関係性を構築するための、ほんの少しかもしれないが、とても大事なきっかけになることを願っている。ーー「特集・まえがき」より

目次

巻頭言 ──「心を考える」を考える
【特集】ココロとモノ性──モノであふれる世界の記述を超えて
永岡大輔/楠見友輔/南部隆一/伊藤真一
【特集・座談会】アクターネットワーク理論の社会実装にむけて──建築と心理学の対話から
大野友資 × 仲嶺真 × 北本遼太 × 大門貴之
【論考/コラム】
「守破離」で考える人づきあいの理
心理学×機械学習⇒データ駆動型心理学

著者略歴

編:仲嶺真
八九年生まれ、沖縄県出身。荒川出版会会長。博士(心理学)。専門は恋愛論、心理学論。著書に『恋の悩みの科学──データに基づく身近な心理の分析』(分担執筆、 福村出版)、訳書に『心を測る──現代の 心理測定における諸問題』(監訳、金子書房)、『心理学における構成概念を見つめ直す──歴史・哲学・実践の次元から』(単訳、金子書房)など。
編:北本遼太
九〇年生まれ、兵庫県出身。荒川出版会副会長。博士(心理学)。専門は発達心理学、学習心理学、社会物質性アプローチ。 著書に『パフォーマンス心理学入門── 共生と発達のアート』(分担執筆、新曜社)、 訳書に『パフォーマンス・アプローチ心理学──自然科学から心のアートへ』(共訳、 ひつじ書房)、『新自由主義教育からの脱出──子ども・若者の発達をみんなでつくる』(共訳、新曜社)など。

ISBN:9784991291913
出版社:荒川出版会
判型:4-6
ページ数:130ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2024年07月28日
発売日:2024年08月19日